50%くらいは言えた…かな。 | オッチョコかあちゃん研究所 〜食物アレルギーっ子と楽しい生活〜

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果物アレルギー長女と卵ナッツアレルギー長男の2人が一緒に美味しく食べられるオヤツとご飯を求める研究日誌。時々趣味とか仕事の話とかマイペースで更新します。



皆さまの暖かいお言葉を頂いて
胸にパワーを秘めて
いざ、出陣!



一応、ギリギリまで主催側が対応思案してくれ
丁寧でとても満足なアレルギー対応を
してくださいました。

我が家の他にもアレルギーっ子が
参加してましたが
参加を決めたのがギリギリだったからか
受け入れ態勢が整っていたようで
特に参加について疑問も不安も無かったと
おっしゃってました。


それだけでも私が投げつけた(笑)
疑問と不満の剛球ボールが
上手く繋がったんだなぁと思うと
言ってよかった。


色々、色々言う事を考えて
職場の同僚にも助言をもらい
毎日毎日車の中でスピーチ練習したけど

やはり当日は緊張するわ

言いたい事の50%くらい割愛してしまった。

あまり時間も無かったし…。


以下、私の言ったらしき事 覚書。
(覚えてないけど…)

『私の夢は
「みんなで同じ食卓を囲み、
楽しい時間を過ごすこと」です。
例えみんなで違う物を食べていても
同じ時間を共有する事がとても大切だと
考えているからです。
今日息子も同席しておりますが、
最初、息子の出席を相談したところ、
この後のパーティーで
アレルギーの方には食事を提供できないので
(可哀想だと思うので)
お子さんのお気持ちを考えて
出席するかどうか判断してほしいと
やんわり、断られました。

ここにいる方の中で、
お酒が飲めない人を忘年会に誘うのを
ためらう方はどの位いますか?
お酒が飲めないから可哀想、楽しめないよ と。
行くか行かないか決めるのは本人ですよね?

アレルギーも同じ事が言えます。
行くか行かないか
食べるか食べないか
それは本人が決める事です。

アレルギーのある人は安全を優先する
「食べない勇気」を持っている事も
知っておいてください。

アレルギーは治りにくい病気です。
息子は次から次へと
アレルギーを発症してます。
でも、それらと共存できるように
家庭で教えています。
大変だし辛い事も多いとは思うけど
それが「自分」だからです。

食事を提供する側から見れば
アレルギーはただのリスクです。
リスクでしか無いと思います。

アレルギーの事を勉強してる方が
多くいらっしゃってますが、
実際に毎日アレルギーと向き合う生活が
どんなものなのか
知らない方がほとんどだと思います。

だから今回のように
頭ではわかっているつもりでも
実際に接する、食事を提供するとなった時
恐怖心やリスクの方を優先してしまうのが
現実なんだと改めて感じました。

皆さんに1番お願いしたい事は
リスクよりもまず
「どうすれば一緒に楽しめるか?」
を、考えてもらいたいのです。

皆さんが一緒に楽しもうと思ってくれれば
アレルギーのある人達も
楽しい時間を過ごす事ができると思います。』


毎日練習で聞いてたDからは
「まぁ、言いたかった事は伝わったんじゃない?
台本の半分くらい割愛されてたけど 笑」
と評価いただきました。

伝わったと思います。
一応、泣きませんでしたー!
ウルっとしたけど。早口だったけど。


もちろん、主催側は直前になってから
原材料を確認して突っ込んだ私に対して
当日しっかり対応してくれたりと
とても前向きな姿勢で対応してくださいました。

私の辛辣なコメントにも反省しきりで
共感してくださいました。

感謝。

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アレルギーっ子用メニューですが
こういう食品を食べた事がない大人にも人気で
私が食べる間も無く売り切れてました

アレルギー対応されていない
ごちそうメニューよりも
子供ってこういうメニューで十分満足。
ゆーゆも超偏食家で
珍しい物を食べられないので
いつもと同じ物があって嬉しそうでした。

まだ自分がクレーマーなのかも?
という罪悪感も拭えませんが
言わなきゃ伝わらない事も沢山あると
思い知った出来事でした…


アレルギーっ子と暮らす中で
色々と勉強になり
私のライフワークとなり


嫌だけど
ありがとうアレルギー。
でも、早くさよならしたいなぁ…


たっつんとの遠出は
躾がなってない犬の散歩みたいで
(躾が出来てないのは私のせいか…)
実はこのお食事を
私は全く楽しむ事なく
たっつんを追いかける事に終わりました。
(Dは超B型マイペースなので
ゆーゆとご馳走を堪能してた〜)

たっつん、自由に見て回るけど
ちゃんとこれは食べられるの?と
気になるものは確認してくれて良い子でした。
(1度食べて美味しかったものは
何回もフリーダムに食べてました…。
し、躾が)

そして、やっぱり不安はつきまとうので
何回も原材料シートを確認して
エピペンポーチを腰にぶら下げてました。
エピペンポーチはこんなシーンでも便利

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結局、私1人だけ帰り道で腹ペコ…

とっほっほ。

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自信と勇気をたくさん持たせて
いつかこの手を離したい

あ、ちゃんと躾もしておきます 笑