たまご組担当の矢武です。

 

 

 夏休み中も広い園庭で毎日沢山探索したり、水遊びをして楽しんでいたたまごさん達。気が付くと足腰も丈夫になり、小さな0歳児の子ども達もこんな事が出来るようになっていました。

 

 コンビネーション遊具のロープのある坂をまだ歩くことも出来ない0歳児がスイスイ登る姿にびっくりしました。

 

 

お友だちが登っているのを見ると、刺激を受け、挑戦しようとする姿も。

 

 

登り方もさまざまで、足先、指先だけでしっかり板を掴みながら少しずつ登る子もいれば、

 

両手で手すりを掴んで勢いをつけて大股で一気に登る子も。

 

 

 

それぞれの個性が現れていて、真似するだけでなく自分の得意なやり方で工夫しながら登っているのだなと気づきました。こんなに小さくても教えてもらうのではなく、自分の力で学習しているのだなと、挑戦することの大切さを改めて感じました。

 

 

「すごいねー上手に登れるんだねー」と保育者達が感激しながら拍手をしていると、自分は登れずに見ていた子も一緒になってパチパチして喜ぶかわいい姿もありました。

 

また、滑り台の階段も今までは登るのが精一杯だったのに、そのまま降りることに挑戦しようとする姿も。

 

 

初めは不安定でハラハラしながら見守っていましたが、何回か繰り返すうちにコツを掴み、しっかり手すりを掴んでバランスを取りながら降りて行く姿に感心しました。

 

遊具だけではなく、自転車も乗りたい意思を静かに主張しながら、自分の力でゲットして、ひとりで乗る事に成功し満足する姿も。

 

 

 こんなに小さくても、それぞれやってみたい事がはっきりしてきて、その気持ちがあるからこそ、試行錯誤を繰り返し、こんなに色々な事が出来るようになるのだなと、子ども達の持っている力を改めて感じました。

「まだ小さいから」とか「危ないから」と規制するのではなく、多少転んだり痛い思いをしながらも小さいうちから楽しい遊びの中で経験値を増やす事で、自信もつくし、身体の使い方も上手になり、大きな怪我を防ぐ事が出来るようになるのだと思います。

 これからも側で見守りながら、それぞれの「やってみたい」を応援していきたいと思います。