2022年の7月にパッタニー県のヤラン遺跡(ランカスカの可能性)を目指して、ハジャイに泊。翌日はソンクラーの国立博物館に寄った。

ここで、Covid-19の収束でマレーシアのパダンブサールとハジャイ間の鉄道便が再開したのを知った。まず夕方の1便が運行されている。

次の日、朝からミニバスでパダンブサールに行き、昼をマレーシア側で食べてからパダンブサール駅に。

タイ国鉄の窓口でチケットを買い、数時間待って(タイ国鉄のタイムテーブルはタイ時間表示なのでマレーシアと1時間時差)、やっと出国審査が始まったら、「日本のパスポートでは同日の国境入出境はできない」とタイ側の入境管理で言われ、結局マレーシア側の安宿(タイに較べたら高い)で1泊、翌朝朝6時に開いた道路側の国境から車でハジャイのホテルに戻ってからパッタニーに向かった。


今回、パダンブサールからハジャイへの鉄道国境越えのリベンジ。


朝のスンガイプタニ駅

現在タイ国鉄は午前と午後に1便づつパダンブサール・ハジャイ間を運行。

スンガイプタニ駅の売店で大きめのおにぎりみたいに紙で包んだナシルマを売っていた。これ、悪くない。

バターワースからパダンブサールの間はコミューター(これは2022年の年末に一度乗っいる)。

パダンブサール駅の同じホームの先にタイ国鉄の列車が着いている。

着いたホームの向かいにはクアラルンプール行きの特急電車。

着いたのはマレーシア時間の9時半頃、タイ国鉄の午前便はタイ時間の10時15分発なので実際には1時間45分ぐらいの乗り継ぎ。
マレーシア側の改札を出て、タイ国鉄の窓口でチケットを買い、今回は問題ないだろうと待つ。

時間が有るので駅の裏側、鉄道コンテナターミナルとその向こうに道路国境。

線路が収束して単線になったところが国境

やっと出発したタイ国鉄の列車
チケットには10時15分発、11時ハジャイ着と印字もしているのに、出国審査が始まったのがタイ時間の10時半(マレーシアの11時半)頃、乗客全部の通関が終わって、出発したのは約1時間遅れ。
事情を知っている地元の人間はマレーシアの改札を出ると、タイ側のミニバスを利用している。鉄道を使うのは安く行きたい客と、時間に余裕のある客。

線路沿いはゴム林

クローングェー駅で約20分停車、コンテナー貨物列車と行き違い。

ハジャイジャンクション駅到着は12時20分ごろ。

これで、マレーシアからタイへの鉄道国境通過達成。因みに、もうひとつ鉄道国境が有るのは、ラオスのターナレーン駅からメコン川の橋を渡ってノンカーイ駅に着くタイ国鉄列車、これはCovid-19以前の2018年8月に乗っている。
カンボジア国境のアランヤプラテートと、もうひとつのマレーシア国境のスンガイコーロクは現在鉄道線路が使われていない。