スンガイバトゥ製鉄遺構の発掘調査を行っているのはUSM(Universiti Sains Malaysia)で、ペナン島の大学敷地内に考古学展示館(Galeri Arkeologi USM)を持っていると聞いた。
スンガイバトゥを見に行ったタクシーの運転手は、「バターワースまでスンガイプタニから公共バスで4リンギ」と言っていた。
朝は雨が強く、11時前になって止んだので、スンガイプタニの旧バスターミナルに。
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ミニバスのバターワース行きが有る。乗って待っていたら、rapidの公共バスが来て、ミニバスの運転手は「あっちに乗ったほうが早い」と教えてくれる。
確かに4リンギ(130円ぐらい)で、スンガイプタニの南から高速に入って、バターワース郊外からは海岸道路でコンテナポートの横を通り、50分ほどでフェリーと鉄道駅に繋がるバスターミナルに着いた。
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フェリー桟橋、昔はこれがペナン島のジョージタウンと陸側の間の移動手段だったが、今は橋がメインになって、人とバイクだけを載せる新型フェリーは30分間隔の運航、料金は2リンギ。
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もう一艘のフェリーと行き違う、乗船時間は15分ほど。
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ジョージタウンのジェッティ(桟橋)はイギリス植民地時代の建物が並ぶ地区。手入れをした建物はオフィスなどになっているが、古いまま放置されたような建物も。
ある意味、ラングーンやマドラスの旧英領植民地時代の建物とその現状に似た風景も。
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これはマレー華人の屋敷を博物館にしているプラナカンマンション。
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スンガイバトゥの他に、マレーシアの数カ所で考古学発掘調査を行っている。
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その近くの地元民が行く華人フードコートで雲呑撈麺、5リンギ。周りの歴史的建築を改装したレストランに入ると一食30リンギはする。
問題は、ここで雨が強く降り出して雨宿りするしかない事に。植民地時代の大きなビルの軒下を辿っても雨に濡れる。別のフードコートで小一時間、中国茶を啜って雨足の弱るのを待ち、フェリージェッティのタクシーでUSMに。
USMはバターワースに向かう橋のペナン側に近い地区で、かなり広い敷地を占めている。正門から入って、小高い丘に登り、その先のいくつか建物が点在する中の一つが考古学展示館。タクシーを降りたのは考古学研究棟の前で、中の学生に声をかけると、「展示館はこのビルに向かって来た道の手前、左に少し下がる位置」と言いながら、一緒に表に出て、左の谷に下がる辺りを指して、「歩いてなら真っすぐ草地を抜けたほうが近道」。小さい二階建ての建物が考古学展示館。