タンジャヴールには夕刻に着いた。ホテルはビッグテムプルと呼ばれるプリハーディシュワラ寺院に歩けるところ、旧市街のバスターミナルも在る。

早速プリハーディシュワラに行くが、シヴァ神を祀る寺院は東正面だから逆光。塔門の向こうに、実際にはひときわ高い本堂の塔が聳えている。

ラージャラージャ1世創建時の東門、奥に本堂。

1010年に王が本堂ヴィマナの頭頂部に金の覆いを施した(献堂の意?)と碑文に記されている。
逆光だが頭頂部の81トンあるという冠石の形が分かる

本堂を背に東門とナンディの祠

本堂にはヒンドゥー教徒しか入れないので(この寺院は現代でも多くのヒンドゥー教徒が訪れる生きた聖地)、南西側からの景色。階段が付いているのは本堂外壁に在る小祠堂で、人々の人気がある様子。

北東側から、手前は付属の祠堂、西陽を受けて彫刻が良く見える

東北側から、縦に長い前室を持った本堂の姿が良くわかる、塔の東側に三層の構造物が設けられているのは独特か、平面図を見ると縦長のマハマンダパ(大前室)に続いてアルダマンダパと言う名称の前室。
確かに立派な造り、チョーラ朝の寺院建築群として世界遺産登録されている。

夜はホテルで教えられたバスターミナルの傍の店、Bombay Sweetsと言う菓子店の奥にレストラン
ドーサ
表の菓子店のショウケース、右の端の白いボールが美味。言うと、重さで計り売りしてくれる。

タンジャヴールを出る朝に、東から陽を受ける寺院の姿