バスで移動することにした。前日にメトロのCMBT駅に行って様子を確認。メトロの駅に繋がったバスターミナルで、ポンディシェリ行きの乗り場もチェック、頻繁に出ているし、エアコン付きも在る。


メトロのCMBT駅

朝のバスターミナル

ほとんどのバスはエアコン無し、この青色が多いが、間に黄色いバスが来て青色より新しいバス、一瞬黄色でもいいかと乗りかけたが、黄色バスの運転手が「10分ほどあとにAC(エアコン)バスが来ると思うよ」、と言うのでやっぱり待つことに。
結局バスターミナルで小一時間待ってエアコン付き。

乗り込んだら、エアコンは付いているが車体はかなり古い。それでも、窓を開けないから土埃と排気ガスが入って来ないので、まあ狙い通り。料金は、どのバスも同じらしい。特にエアコン付きのバスに人が多いわけでもない。インド人はとにかく出発するバスに乗るよう。

やっと出発したと思ったら、チェンナイの街を出るのに1時間以上かかる。経路はマイラポールのサントメ大聖堂の前を通って、マハーバリプラムに向かう海岸沿いの道。そこら中にECRの表示が有るのはEast Coast Roadのことか。
マハーバリプラムまでは一昨日帰って来た道。

このあたりは旧道の雰囲気、樹木が両側から覆っている

これは川か?内湖なのか?
基本的に海岸線から内陸側に、ラグーンが入ったような地形が連続する。

2時間半ほど走ったところの休憩地点。牛は気ままにうろついている。

右手に塩田らしい白い小山

ポンディシェリに近づいて、左手に海

約4時間でポンディシェリのバスターミナルに着いた。

ポンディシェリのホテルは旧市街の大聖堂の近く、邸宅改装のホテル。古代風の円柱が明かり採りの中庭を囲んでいる。

ホテルの建屋は三階建てで、その上の屋上に朽ちかけた鉄枠の階段があったので登ってみた。左手、東に海が在る方向。烏かと思った黒い海鳥が啼いている。

無原罪懐胎の聖母大聖堂

通りの表示が紺地に白でパリの道路標示を思わせる。今は英語表記でMission Streetという名称だが、元はRue de la cathedrale。
聖堂内部

ポンディシェリは1673年にフランスがベンガル湾に拠点を確保する為、砂丘と水たまりの土地を取得して街を造った。
サントメ(チェンナイのマイラポール)からフランス人が移って来たと言う。
途中、オランダ東インド会社やイギリスに占領された時期も有るが、1954年にインド共和国に返還するまでフランス領インドの首府であった。

フランス時代の建物

ガンジーの記念碑が建つ海岸