バンコクに戻って、路線図を見たら、モノレールのピンクラインが試験営業中。今年2023年の春に、モノレール第一弾のイエローラインが開通し、次のピンクラインも結構工事が進んでいる区間が在った。
試験営業とは、運賃は取らずにほぼ営業ダイヤで運行して、ただし都合で運行停止や運休が出ても文句なしと言う事か。たぶん沿線住民向けに路線の周知と利用促進の意味も有る。乗客を載せての運行に問題が無ければ、然るべき吉日に、やんごとなき御方をお迎えして正式開業式典となるはず。
BTSのワットプラシーマハタート駅のプラットフォームから見るモノレールピンクラインの駅。真ん中にラーマイントラ道路の高架を挾んでいる。画面左がミンブリー方面、右がノンタブリー方面の乗り場。
ピンクラインはバンコク北郊のノンタブリーとミンブリー間を東西に結んでいる。
実は、BTSのコンコースから直接モノレール駅に繋がる通路(改札無し!)が造って在るが、試験運用期間中は閉じられている。一旦BTSの駅を南に出て、モノレール駅に入り直す流れ。
モノレールの改札機前で、無料券が渡される。入った先はノンタブリー方面のホーム(お試し期間中ミンブリー方面は跨線橋を渡る必要)、やって来たノンタブリーシヴィックセンター行きに乗ってみる。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20231213/17/h-mori2020/3d/95/j/o0810108015376545326.jpg?caw=800)
イエローラインと同型の車両、無人運転だが先頭車のドア脇に係員1名乗車。
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一旦、モノレール駅の改札を出て、新たに無料券をもらって逆方向に。
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終点ミンブリー駅の手前、前方左にイエローラインのバンカピに接続するモノレールの新線の建設中の駅。ここでも、駅は直結させず、少し離している。
ノンタブリーからミンブリーまで、所要時間は約1時間。かなり乗りがいがある。昼も1時を過ぎているので、ここらで何か昼食をとミンブリー駅の改札を出たら、あたりは駐車場ぐらいで何も無い。駅員に聞くと、ひとつ手前のミンブリーマーケット駅が街。
お薦め。
名前は聞いたことが有るけど、初めて来てみたミンブリー、バンコクの衛星都市と言うか、昔はちょっと田舎で、バンコクの市内バスの終点で、バンコクに労働力を提供する地方出身者などが住むイメージだった。ミンブリーの運河を走る船便も、プラトゥーナムまで繋がっているが。
しかし、このモノレールで、確実に通勤圏になった。途中、ラーマイントラ道路と外環状道路の9号線が交差するところには巨大なショッピングモールが数軒並んで、かなり便利でススンだ雰囲気になっている。
バンコクの新しい形かも。