昼なのでマゴン地区遺跡の番人に食べるところを尋ねると、「ここらは食べ物屋が無いところ、遺跡の隣の海沿いのレストランぐらい」。あれは高そうだけどと聞くと、「そうでもない、メニューで選べば」と言うので。
ツーリストメニュー(30ディナール)の前菜
1皿目のツナの混ぜ物を包み揚げしたもの、これは美味しい。チュニジアで始めて印象に残る食べ物。
チュニスのホテルの周りは簡単な食堂風かブルキバ通りのボッタクリみたいな店ばかりで。
この後気がついたのは、ツナをサンドウィッチやピザなどいろんなものに使っていて、安価。後で訪れるボン岬の先に近いクリビアではシチリアと同じ(シチリア人が来る?)マッタンツァ漁(カジキマグロの伝統的漁)をすると言う。
チュニジアの揚げ物もレベルが高い。
チュニジアではほとんどの店が現金払い。
カルタゴ博物館の入場券に数か所の遺跡の名が載っていて、同日なら入場出来る。
旅行番組などでよく紹介される遺構だが、ローマ帝政期属州アフリカ州都カルタゴの遺跡。ローマの絶頂期、アントニヌス・ピウス(AD138-161)が建てた。
この紀元後2世紀にはローマ帝国内のあちこちで巨大公共建築物が造られている。ここ数年で訪れたアンティオキアからトルコ東部、キプロス、ロードス、コス、サモス、クレタの島、等等、特にハドリアヌスは帝国内の整備に熱心だったようで。
修復されて現在の劇場としても使われている。各地のローマ劇場を見てきた中では、特に見るほどのものなし。
後半はローマ時代のものばかりになった。空車のタクシーをなんとか見つけて帰る。