バンコクのバンスーグランド駅発、チェンマイ行の第7列車は、09:05発のディーゼルカー。


先月に続いて朝のバンスーグランド駅長距離列車ホーム。
昼間のタイ国鉄北線バンコク・チェンマイ特急は20年ぐらい前に乗ったことがある。当時はファランポーン発で、8時頃の出発だったように記憶する。その時はランプーンあたりから洪水で徐行運転になり、1時間ほど延着した。
定刻よりやや遅い09:08発車、全車指定の座席はほぼ満員で、この後途中駅で降車する客が有ると、次の客が入れ替わりで乗車してくる。指定席の管理はしっかりできている様子。
先月の東北線東支線、バンスーグランド駅発ウボンラチャタニ行では、車内に物売りが乗って来たが、北線の特急では物売りを乗せず、軽食とランチが配られる。
初めに出るのはパンと紙パックのジュース。11時過ぎに、レトルトのライスと惣菜が2種類。これは先週のチェンマイ発バンスーグランド駅行と同じ。
先週、ピッサヌロークまで乗ったのは第8列車で、この第7列車の折り返し便。

ロッブリーの手前で、東側に山塊が見える。
東北地方を形成するコラート台地の西側に孤立した山塊。

ロッブリーを過ぎて見える山塊、このあたりが、紀元前2000年期に銅製錬を行なっている場所か。


ナコンサワンより北の水田地帯

ピッサヌロークより北の水田地帯のほうが大きな広がり。

ウッタラディットを過ぎると山地に入る

ヨム川の渓流
ナコンサワンからピッサヌロークを経てウッタラディットまではナーン川沿いだが、山地に入ってひと山越えると、西に流れるヨム川に沿って走る。この後線路と交差したヨム川はシーサッチャナーライからスワンカロクとスコータイ県を南流していく。

プレー県は山間盆地のムアンの形。
ランパーンに向かう線路
もうひと山越えてランパーンの平野部に

ランパーンの郊外、18:00前で遅延なし。1週間前は雲に覆われた雨天だったが、やっと青空が戻ってきた。

これが難工事だったクンタントンネル
トンネルを出たところがクンタン駅、バンコク行の寝台列車と出会い。

定刻より数分早着の19時30分にチェンマイ駅到着。