メトロ路線図を見ると赤ラインのLegtaifiyaからトラムがあってメトロと接続している。メトロの1日券で乗れる路線。

Legtaifiyaの駅で降りると、トラムの駅も地下。聞けば、今開通しているトラム区間は地下だとのこと。車輛は製造社名が見当たらないが、どうやらSiemens。(ウィキでドーハメトロを見ると近畿車輛のメトロ本線車輛ではないトラムの写真が掲載されている)


トラムは地下で面白くないが、地図で海岸線の駅Esplanadeで降りてみた。

海岸線に遊歩道がずっとあって不思議なデザインの建物も。

Legtaifiya駅周辺の地図を見ると、海側に人工造成の居住区のようなものが。地上に出ると、
無料のメトロリンクバス

高層住宅
これも集合住宅
デザインは幾つか有り、小地区ごとにスーパーマーケットや商店·飲食店街が。
ここはドーハで働く外国人の中級の上クラスの居住区か。

バスに乗り続けるとそれぞれのルートを一周してメトロの駅まで戻って来る。

昨2022年のワールドカップはカタールで開催されて、TVでほとんどの試合は見たが、さてどの競技場だったかと調べてみた。

赤ラインの北端ルサイル駅から見えるルサイルスタディアムは決勝戦会場だった。

初めに橙ラインの終点アル·アジジヤで見えていたスタディアムこそ、日本代表が予選リーグでドイツとスペインを破った歴史的とも言うべきハリーファ国際スタディアムであった。
改めて、夜に再訪。

乗り換え駅のムシェリブの地上に出て見たら、単線の無料周回トラムがあった。旧市街でもホテルやブランドショップが並ぶ区画で、東側の停留所からはスーク・ワキーフが近い。

アル·コート砦というのがあって、その前の広場の東がスーク・ワキーフ。

最後にちょっとマニアックな場所を見つけた。ドーハの郊外にキリスト教各派の教会を集めたReligious Complexという区画が在る。赤ラインのFree Zone(保税地域)駅からメトロリンクバスで西に走って30分ほど、中級の下ぐらいの住宅街の近く。
壁に囲まれた200mx300mぐらいの区域で、カタール警察のチェックポイントで所持品検査を受けて入れる。
一番大きな建物はローマカトリックの聖堂だが、東方教会の各派、東方典礼カトリック、正教会、コプト教会、英国国教会、プロテスタント諸派らしいもの、など並んでいる。しかし、いずれも信者の大半はインド系で、インド系内の様々なコミュニティによって支えられている様子。

ローマカトリック(しかしここもタミル語と英語のミサ)
インドの各派(ちょっとわけわからん)
これはギリシアの正教会、ひっそりしている

郊外に沈む夕陽


朝、6時にドーハ空港へ、ホテルでウーバーを呼んでくれると20リアル(約700円)で空港まで。
ドーハ発08:05のマレーシア航空クアラルンプール行き、1時間20分の接続で関空行き、関西着05:45、戻りは実質16時間ほど。