朝、フィレンツェサンタマリアノヴェッラ発ローカル列車。プラートで乗り換え、アペニン越えのプラート発ボローニャ行きに。この線を初めて通ったのは1978年(42年前!)だったはず。パリ発の夜行寝台列車、夏休み期間にフィレンツェの語学学校でイタリア語をやった。今はフィレンツェ-ボローニャをほとんどトンネルで走る新線が出来て、昔の幹線はローカル列車が走る。

 

フィレンツェ発

ボローニャ中央駅に着いたプラート発のローカル列車

 

ボローニャ中央駅西口を出たところで、パンニーニの軽食

ボローニャ中央駅(新線は地下にある)

ボローニャ-ミラノのローカル快速電車

 

 ミラノ行きは日立製の新型電車、おろしたて。日立はイタリアの名門アンサルドを買って日立レールイタリアで製造しているはず。

 

 

車両は二階建て構造

運転席

二階席

 

 ボローニャを出て、多くの線路が交錯する駅構内を抜けるまで加速出来ない。日立のモーターは持て余し気味。アンサルドは信号機器システムもやっていたのだから、このあたり改善できないものか。だいたいに欧州の鉄道は出発してから本格的な運行速度運転に入るまで、主要駅だと10分ぐらいかかる。日本の鉄道は出発即フル加速。ここでタイムテーブルの差が出る。

 今回のボローニャ-ミラノ、時刻表は3時間弱で走っているが、この日立製の加速性能と運行速度で30分は詰められる。途中駅には予定時刻より早めに着いて停車している。これで駅構内の線路と信号システムを改善すれば2時間で走れる感じ。

 

エミリアロマーニャのブドウ畑

 

ミラノに入ってミラノランブラーテ駅

 

 ランブラーテ駅にも1978年の記憶、夏休みの終わり、帰りは列車を乗り継いで寄り道しながらドイツ(当時は西ドイツ)経由でパリにした。この駅で深夜、バーゼル行きの夜行に乗った。寝台列車の寝台は取れず、客車の出入口の連結部分で過ごすと8月の終わりなのに、アルプスに入って凍えそうに寒かった。

 

ミラノ中央駅

 

地下鉄で、カドルナ乗り換え、1号線のコンチリアツィオーネまで。

マジェンタ通りの交差点、この角のバール、雰囲気良かった

 

 今回の宿は元修道院の建物を改装したホテル。

中庭

部屋、天窓有り

 

 夕方出かけて、

ミラノ大聖堂

 

ガレリア

スカラ座

 

 夕食はこの近くでコトレッタミラネーゼ(今回写真なし)。

 

 

2019年10月18日終わり