8 月 31 日

 

 日付が替わって01:00過ぎ、ホテルチェックアウト。レセプションに言うとタクシーはすぐ来る。まだ人通りが有るタクシム広場の横から坂道を下りボスポラス沿いに出る手前から左に曲がって長いトンネルで金角湾側に抜ける。ここから高速道路で、新空港へ。車の量は少ないから 160km/hぐらいで流れている。長距離バスも第三ボスポラス橋に向かって途中まで同じ道。やがて暗い丘陵の向こうに輝く新空港の光が現れる。

 

新空港出発エリア商店街

 

チャイの写真がトルコ感充分

搭乗口への通路

AF1391便パリ行き

 

 04:25定時でイスタンブール発、帰りもパリでEU圏に入国、アムステルダムまで行ってEU圏出国手続き。07:05より早めにパリ着、寒い!冷え込んでいて現在14℃、日中の最高気温予想が18℃。

 

パリシャルルドゴール空港    クロワッサンとカフェラッテ

 

 10:15パリ発、11:35アムステルダム着。アムステルダムは更に1℃から2℃低め。ここまでは結構旅行者が多い。スキポール空港内のEU圏外ターミナルに移るとガラガラ。

 

スキポール空港アプローチ

いかにもオランダの曇天

KL867関西空港行き

 

 14:30発KL867はみんな横になって寝られる。機内サービスはさすがにオランダ、EU圏用の軽食の後は、袋入り菓子を数種詰め合わせたプラスチック袋が配られる。AFは潰れてKLMが生き残るポイントか。小学校の遠足かと思うが、これもさすがオランダ、味は別にして日本人なら2人分以上の量。

 

 9月1日、08:00過ぎ関西空港到着。ゲートに着いたところで検疫官が乗ってきて、先に配られた健康状態や連絡先等の申告書の記入をチェックする。

 今朝は先にバンコクからの特別便が着いていて、機内で10分ほど待たされる。降機すると長い連絡通路を歩いて、椅子が間隔を取って並べられた待機所に移動。ここから20人づつに分けて唾液採集所へ誘導される。唾液採集のプラスチック容器を渡され、申告書にシリアルNo.のシールが貼られる。唾液は個々にブースに入って取るが、結構な量を要求している。壁にはレモンの写真が貼ってある。係官に採取した唾液を見せて、OKが出るまで唾を集める。

 その先の検査結果待合所で待つこと小一時間、番号が呼ばれると陰性で、申告書に陰性のハンコが押され、入国手続きに進める。

 と言う事で、無事帰国、時刻は10:00過ぎ。

 

 予定した北キプロスはPCR陰性証明という落し穴で断念したが、ブルサを訪れて温泉に入れたし、ハンニバルの晩年と、牛肉の可能性という、新たな発見があった。

 

 今回の旅で印象に残ったことは;

◎ トルコのインフラ整備の速さと規模の大きさ

◎ トルコ料理は確かに美味い(微妙な味の組み合わせ)

◎ オスマン帝国の威光

◎ アレキサンダーの石棺

 

 COVID-19に対して、今回旅したフランス・オランダ・トルコの何処も、みんなマスクを着用している。空港・駅・交通機関・人の集まる施設ではチェックポイントを設け、検温・マスク着用を徹底している。市内を歩いていて、暑さからマスクをずらしていると、けっこうあちこちから指摘を受ける。

 

(20)終わり

 

2020年8月トルコ <了>