5/11-12に開催されたトレニックワールド彩の国(第4回)の100Kに今年も出走し,無事に完走を果たすことができました.今回は(腓骨)骨折を乗り越えての完走だったので感慨もひとしおです.

 

レース

Distance (Km) : 51.0 (North) + 55.7 (South) = 106.7
D+ (M): 3,045 (North) + 3,100 (South) = 6,145
Dart (%): 74.5 (North) + 76.5 (South)

奥武蔵の山々を繋いでこ設計され,国内屈指の難コースと噂されてます.今回はnorth/southともに逆回りとなったこと,また%dirtが増したことで,難易度が更に上がってました.

昨年度の実績を基に計画を立てレースに臨みました.

 

<NORTH> 行動予定時間-11時間

9:00 am,約400人の同志達と共に一斉にスタートし,元気よくゲートを潜る.単独走だったが,周りに惑わされることなく,最後まで自分のペースを守りながら歩を進められた.

 

A1 飯盛峠(~13.0K; 770M) ⇒A2 堂平キャンプ場(~23.5K; 860M)⇒A3 慈光寺(~33.5K; 320M)⇒A4 くぬぎ村体験交流館(~39.5K; ~400M)⇒A5 ニューサンピア越生(51.0K; 115M).

 

途中の堂平山でアクシデント発生!! 展望台脇から広場に降りる緩やかな砂利道で右足がスリップし,足首を捻挫(悪夢が過る).痛みで暫く動けなくなるも,歩行可能な状態まで回復.ユックリと歩きながらA2に辿りつく.

30分間の休息(計画では15分間)を挟み,テーピングによる受傷部位の保護をしながら状態の回復に努めた.この後に急降下・急登が続いたため,このことが後の展開にとても有用であった.

 

日中は日差しが強く,気温がかなり上昇した.森林の中は風が吹かず熱が籠もる.発汗量が多くなり,軽めの熱中症っぽい症状を自覚.水分補給やミネラルの補給(炎熱タブレットを使用)のペースを上げ,何とか凌ぐ.

日没を迎えると(A4の辺り)市街地では気温が下がり涼しくなるが,森の中はまだ暑い.この暑さに耐えながら,ヘッドライトの灯りを頼りに真っ暗闇の森の中を彷徨うこと約2時間.越生町に戻り,ニューサンピア越生でゴール(前半が終了).

 

途中でアクシデントがあったが,結果的に11h15mで走り終え,計画通りのペースをキープできた.

 

<ニューサンピア越生> 

ドロップバッグ兼休息所.体育館内に入ると,妙に空いている.スタート前は所狭しと荷物が置かれ,準備に余念のない人達が沢山待機していたのに... 彼方此方に空白スペースがある.結構な数の途中リタイア者が出た!? 

既に待機していた女房役(ペーサー)の相棒と共に夕食を取り,暫しの休息を取る.整体を申し込み,色々と怒られながら解してもらう.その後は身体を横たえて寝ようとしたが,今年は全く寝付けなかった(昨年との大きな違い,これがこの後の展開に大きな影響を及ぼす).

再出発のための準備を手早く済ませ,相棒と共に後半戦へ臨む.殆ど休めなかったけれど,滞在時間は1時間超えとなった.

 

(【Ⅱ】に続く)