おはようございます

私のことについては
今年の1月のお話を書いています
リアル(今)に追いつくようにしたいです!





さて今日は最終日でした
日テレのスッキリの特集キラキラ
「3DAYS 不妊治療と家族のかたち。」
3日目は、「不妊治療とその後〜妻たちの選択と伝えたい事〜」でした


不妊治療を経験したニュースキャスターの陣内貴美子さんと、タレントの竹内由紀子さんのお二人からのお話でした

この二人は不妊治療の末
それぞれ別の選択をします

またまた食い入るように見ましたびっくり




陣内貴美子さん(55歳)
「木原さーん!そらジロー!」でおなじみ、
ニュースeveryのキャスターです。
陣内さんは、10年前に不妊治療を行なっていました。
結婚したのは37歳、なかなか子どもができないため不妊治療を始めたそうです。
始めた当初は、「原因が分からないことが原因」と言われて、タイミング法を繰り返していたそうです。
その後、内膜症がわかり手術、その際に卵管がねじれていることが分かりました。
そこからは不妊専門の病院に移り、人工授精、体外受精、顕微授精と進んだそうです。
しかし終わりの見えない治療に精神的にも限界が近づき、旦那さんから「身体が心配」とも言われ、45歳の誕生日を最後の治療と決めたそうです。
最後の採卵時、1つ取れ、受精も確認。しかし15日後、hcg陰性、妊娠できませんでした。
治療中、採卵の痛みはなんともなかったと言っていました。子どもができるって思えたからなんとも思わなかったそうです。
しかし事情を知らない友人は、食事中「早く子どもを作れ!」と言ってきます。そんな日に限って生理が来てたりして落ち込んで…。それを見た旦那さんが「帰ろう!そうだ、こんなとこにいる場合じゃないよな!帰ろう!」とレストランを後にして車の中で泣く…身体よりも精神的に辛かった、そんな経験もあったそうです。
陣内さんは、不妊治療を電車に例えていました。電車に乗って治療を進めていく、次の駅に着けば赤ちゃんが待っていると思う、だけど赤ちゃんはいない、だからまだ先の駅にいるかもと思って電車に乗る、でも次の駅にもいない…これを繰り返して自分が降りる駅が分からなくなる、不妊治療のやめ時も分からなくなると。(この例えは分かりやすいと思いました。)
ほかに、親戚の子たちを可愛がっても、結局は自分の子ではない、自分たちは親ではないと思ったと。母の日父の日が辛かったそうです。しかし今年、友人のお子さんから父の日のプレゼントをもらい、そのメッセージを旦那さんが大事に切り取っている姿を目撃したそうです。さぞ印象的だったことでしょう。それだけで胸がいっぱいになりそうです。
最後に、「不妊治療は夫婦で話し合うことが大事だ」と話してくれました。







竹内由紀子さん(46歳)
40歳で結婚し、すぐ不妊治療を開始。4年間で採卵20回・移植8回・着床3回、しかし妊娠には至りませんでした。44歳最後の治療の時に、良い状態の卵子が取れ、この卵にかけましたが着床はしませんでした。その時、「スパーン!」と諦めがついたそうです。「やりきった!」と。
最後の治療の会計を待っている間、調べていたのは、『特別養子縁組制度』について。それからはその情報を集める日々が続きました。
特別養子縁組には夫婦の年齢制限(45歳前後)を設ける所もあり、申し込めたのは2団体。(子が成長していく時に経済的体力的に大丈夫かを視野に入れての年齢制限だそうです)
申し込み→面談→研修→登録という流れで進みました。面談では「どうしてそんなに子どもが欲しいのか」「育ってきた環境は」など細かく聞かれたそうです。
登録から半年後、子どもが生まれた連絡を受けます。ただ、子どもは選べません。性別、病気の有無などは選べず、マッチング次第なようです。(断ることはできるそうです)
生後間もないお子さんと会い、1週間後には3人での生活が始まりました。今では1歳になり、悩む暇もないほど育児に追われているそうです。しかしまだ不安はあり、真実告知について話していました。真実告知とは、産みの親の存在を話すことです。本人が予期せぬ告知で傷つかないように、あっせん団体からはなるべく早く伝えるように言われていました。
今回の取材には、自分が情報が少なくて困ったから、自分が公表すればいいのではないかとの判断からでした。
最後に竹内さんは「1歩踏み出したら幸せな人生が待ってる」と話してくれました。




今日のお二人の話を聞きながら
涙が止まりませんでしたえーん
視聴者からは
「やめどきが分からない」
「いつまで続くのだろうか」
と言った質問が寄せられていました。


不妊治療をやって
数ヶ月で授かれる人はどれだけいるのでしょうか
本当にラッキーな人で羨ましいです
何年もかかっている人の方が多いのでしょうか
医師の腕によるところもあるのでしょう
でも住んでいる地域によって医療格差があります
やっぱり東京や大阪などが最先端なのでしょう
同じレベルの不妊治療を受けるのは
地方にとっては難しいです
首都圏に通うのも仕事があれば時間的に無理です
また不妊治療と同じかそれ以上の交通費だってかかります
例えそれだけやっても
「絶対に授かる、産める」という保証も無いのです
不妊治療は明るい未来を作るための治療なのに
現実は辛いことばかりです
結果が全てです
授かったか、授からなかったか
産めたか、産めなかったか
50%の確率ではありません
当人にとっては0か100です







こうして3日間の特集が終わりました
とても有意義な特集でした
改めて色々と考える機会をいただきました
感謝いたします



不妊治療をやっている人には勇気を、
知らない人には知識と思いやりを、
日本を動かしている人たちには英断を、
与えられる特集が今後も組まれるといいな
と思いました






長々となってしまいましたが
最後まで読んでいただき
ありがとうございました!