お盆休み
今年は特にこれと言って予定がなく
ただ家でのんびり
戸外ではギラつく太陽の光が
レース越しとなると幾分優しく感じられる
畳の上に寝そべっておもむろに
読みかけのペーパーバックに手を伸ばす
小川洋子の「博士の愛した数式」(新潮社)
事故による障害のせいで80分の記憶しか保持できないという
数学者の老博士に、シングルマザーの家政婦、
そして「√(ルート)」という名のその息子が絡む
数字の苦手な自分がなぜこの本を選んだのかはunknownだが
ストーリとタイトルの相関性は乏しくて
この3者の心の移り変わりや感情のやり取りが中心
ちなみにこのタイトルは「オイラーの公式」を示唆しているとか
数学好きのあなたにはこの時期もってこいの1冊かも
ただ、自分にとっては昼寝のための効果的な導入剤
いつの間にか不安も心配もどこかへ...
この幸せ、感謝しています
寝覚めはいつものお店でiceコーヒー