うまくいかないことや
なかなか解決しない問題があると
一体どうすればいいのだろうと
あれこれ方策を練るでしょう
自分なりにどうすれば良いかと
いろいろ考えて行動したとしても
なかなかいい結果が出なかったりも
しますよね
(何でだろう、何が良くないのだろう)
どんなことにも原因があって結果があり
その原因は近因と遠因とに分けられます
近因とは直接的な原因で
遠因とは間接的な原因のこと
この二つの原因を解決しなければ
実は結果は変わらないのです
多くの人は近因ばかりを考える様ですが
近因への対応は言ってみれば対症療法的であり
遠因への対応は根本的治療に相当するのです
病気の場合の近因は生活習慣や生き方などを見直すこと
そして遠因は誰にどういう感情を持ったのかを考えること
人間関係の近因は上下関係や立場をわきまえない言動にあり
遠因は謙虚さに欠けることにあるということ
お金の悩みについての近因は収入より支出が多いことで
遠因は感謝を忘れて自分のことにばかりお金を使い
大切なひとにさえ小金しか使わないことにあるのです