もう今年も8月かー。
この暑い中ゲームするのもしんどくなってきたなー。
(´▽`*)ははは

ビデオアンプを入手するのが大変でしたが…
いやーネットって本当に流石で便利です。(笑)
aliexpressでやっとこ材料が揃ったので、
前にジャンクで見つけたN64をRGB化改造して行こうかと思います。
「NJM2267」を使ったタイプだと比較的材料も手に入りやすいので
そっちにしようかと思ったけど、「THS7314」が手に入ったので
今回はこっちの方法で行きます。

[道具、あると便利なもの]
・半田ゴテ、その他一式
・特殊ドライバー「DTS-27」
・ホットボンド(グルーガン)

[アンプ作製材料]
・ビデオアンプ THS7314 ×1個 
・SOP8(1.27mm)DIP変換基板 ×1枚
・金属皮膜抵抗 75Ω  ×3本
・積層セラミックコンデンサ 0.1μF ×1個
・耐熱リード線 各色少々
・熱収縮チューブ 少々

まず「SOP8 DIP変換基板」に半田付けでTHS7314を乗せます。
(かなり小さいのでフラックスあると便利かも。)
そして以下の図のように配線します。

あと大事なことで、N64本体がRGB対応なのか見ておく必要がある。
本体の裏側に製造シリアルが貼ってあるので確認。

対応されているのはとにかく「黒色」で
限定色、クリア、ピカチュウVerなどは対応して無いようです。

正確には解らないけど、番号は初期型から中期の時期
NUJ10000000~NUJ13xxxxxx台の前半の中半であること。
NUJ14000000台はダメのようです。
本体に搭載されてるチップが違うため
なるべく若い番号を選ぶようにします。
ちなみに今回の使用する本体はNUJ10191348です。


N64本体分解するにあたって、
星形の特殊ドライバー「DTS-27」必要です。
ターミネーターパックor拡張パックを外してから
外装を外しましょう。


本体の基盤に辿りついたら上の方に
「NUS-CPU-0X」と印刷されてます。
01、02、03、04の間の基板までは大丈夫。
「NUS-CPU-05」以降はダメです。
一応ここでも判断できます。

これが映像出力PPUチップです。
「VDC-NUS」と書いてあれば大丈夫、RGBの出力が出ています。
「AVDC-NUS」と書いてたら非対応です。


作製したビデオアンプの入力側の配線位置は上から


図の通り半田付けします。

出力側の配線は基盤裏側のコネクタ端子の方へ半田付け。

R→1
G→2
B→4

+5とGNDは基盤裏のチップコンデンサから取ります。

+5→C109
GND→C74
結構脆いのでくれぐれも半田付けは慎重に行う。
念のため配線をホットボンドで固定しておきましょう。
(くれぐれもGNDと+5を間違えないように。)

あとはショートしない様固定します。


配置したらある程度組んで動作チェック。
無事に動いたら元の状態に組みましょう。

RGBケーブルはスーパーファミコン用と同じ物。
(R、G、Bに電解コンデンサー220μF内臓)

ビデオアンプは必須。
一応、電解コンデンサーを入れなくても映ります。
入れた場合、少しは発色が良いかな位です。
それとそこそこシャープになったかな?
…元々画質は粗くてぼけぼけなので。(^▽^;)
スーパーファミコンも極端に変わらなかったし…
RGBを体感出来たので良しということで。

今更RGBにする人も余りいないだろうけどね。
細かい作業だったけど、でもやってみる価値は
あったと思います。(´▽`)

以上N64本体 RGB化改造編でしたー。