イヤホンが壊れたら…。
「新しいの買えよ」と思うかもしれないが
音が良いとか特別思い入れがある訳でもないけど勿体ないので
修理してみることにした。


新しい物を買う人がほとんどなのかネットでも中々載ってない。
まったくもって…苦労した。(笑)


ではハウンジング部分。

写真では見えないと思いますが。。

黄色い線の部分に↓
特注の極細のリッツ線を使ってます。
コイルと繋いでいるこれが切れてしまうと大変です。
まず特殊なため売ってない細さなので。
まだ長さが残ってある場合は修理出来るけど
無い場合は正直厳しいです。

観ての通りこの細い線は二つに分かれるようになっていて
赤い丸印の部分を半田で接着。
かなり細かい作業なので…接着は心が折れそうでした。
眼鏡などあればいいかもです。

テスタなどで通電してるかも一応確認もした方がいいです。
ショ―トに気をつけて。万が一、
違う部分も壊れているかも知れないので…。

あと音割れはコイル側の膜の部分にホコリなどついてあるので
表裏ともクリーニングで改善する場合もあり。
かなりデリケートなので傷めないように。
音が小さくて聞こえない事がある場合も改善あり。
※(あくまで応急処置です。音にこだわりがある場合は新品を。)

今回修理したのはApple iPodイヤフォンなので
カバー側も汚れて目詰まりをして出力が落ちてしまうので
洗浄しましょう。


あとは組み立てです。プラ用接着材で接着。


カバーが痛んでたので100円のウレタンソフトパット
装着完成です。


いつかイヤホンジャック編にいければと思います。
壊れた物がまだあるので…では。(笑)