鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ

タンチョウの給餌場の一つで、

現在は日本野鳥の会が管理しています。

 

こちらには、

迷鳥のマナヅルが来ているとのこと。

 

他SNSの情報によると、

夏期間は紋別市のコムケ湖で、

他のタンチョウたちと一緒に過ごしていた個体ではないか、

とのことです。

 

コムケ湖にいる時から見守っていた方たちからは

『コムケちゃん』という愛称で親しまれているようです。

ちなみに、2~3歳の若い雄らしいです。

 

サンクチュアリの給餌時間近くには、

タンチョウたちと一緒にやって来るそうです。

 

給餌時間に合わせ、向かいました。

 

行ったらすぐにわかりました。

 

白いタンチョウの中に

1羽だけグレーのマナヅル。

 

しかも一番柵に近い所に居て、

なんて、

サービス精神旺盛なんでしょうルンルン

おかげでたくさん撮れましたカメラキラキラ

 

 

マナヅルさんは、目の周りが赤い。

タンチョウさんとはけっこう顔つきが違います。

 

時々こちらを見るので、正面顔も爆  笑

正面顔はちょっと怒っているようにも見える!?

 

身嗜みを整えましょうニコニコ

 

足でカキカキ・・・

 

鶴見台で見たカナダヅルさんと比べると、

スラっとしていて、

シルエットはタンチョウに近い。

逆光などで色がはっきり出なかったらわからないだろうな~。

 

時々こちらを見るマナヅルさん。

ギャラリーが気になるのかしら?ニヤリ

 

 

後ろ姿。

背中からお尻にかけて

灰色から白へのグラデーションが綺麗。

 

羽を広げたところが撮れた。

 

タンチョウのお尻の黒い部分は

尾ではなく次列・三列風切。

だから、マナヅルのお尻の部分に見えるのは

風切羽だと思っていた。

が、マナヅルさんの風切羽は黒いけど・・・!?

でも、羽を閉じているとお尻の部分は白い・・・ハッ

黒い羽はどこ行ったーびっくり

どうなっているのでしょうか?

羽を広げた後ろ姿もぜひ見てみたい。

 

種類によって見え方が違うというのも

面白いですね。

 

 

 

餌が撒かれたあとは、

タンチョウさんにも負けずに

マナヅルさんも食べています。

 

ねぐらと給餌場の移動は

コムケ湖で一緒に過ごしていたタンチョウたちなのか、

タンチョウさんと一緒に移動しているようですが、

給餌場では単独行動のことが多いようです。

 

それでもここの世界で生きている。

そんな強さをマナヅルさんに感じます。

 

 

 

 

マナヅルは、本来であれば西日本、主に九州で越冬しています。

暖かい地方で越冬する種類なのであれば、

北海道の冬はとても寒いでしょう。

そう考えるといつ暖かい地方に移動してもおかしくないのですが、

夏期間も北海道でタンチョウと一緒に過ごした個体であれば、

このままここに居つくのかもしれませんね。

 

鶴見台に来ているカナダヅルはどうするんだろう??

ここで楽に餌が採れるとわかって、

このままここで越冬するのだろうか?

 

今後の動向が気になります。

 

 

この辺でマナヅル編は終了して、

次からはタンチョウさんで。

 

 

では、次回につづきます。