宮城県と福島県の県境に、新地町という町があります。
震災の大津波で、浜沿いの集落は壊滅状態になりました。
復旧の為に駆けつけた自衛隊員が、ガレキの中から一枚の日の丸をみつけ、それに応援メッセージを書き込み、揚げたのが復興フラッグの始まりです。
その後、バイクの愛好家でもある一人の町民が仲間に呼びかけ、住民たちの笑顔をイラストで描き、フラッグを揚げました。
いつしか、そこは、バイク乗りが目指す場所となっていったのです。
しかし、全国から福島県新地町を目指すのは簡単な事ではありません。
そこで、このたび、復興フラッグキャラバンプロジェクトが立ち上がりました。
フラッグは雨風にさらされるので定期的に交換が必要です。
役目を終えたフラッグを、全国各地で揚げようというプロジェクトです
実は復興フラッグは、海岸整備の為に、その存続が困難になりました。
しかし、全国のバイク仲間が、存続を求めた署名を行い、今後整備される防災緑地内で、復興のシンボルとして、存続がきまりました。
その仲間の下で、復興フラッグは揚がります。
先日行われた、東京モーターサイクルショーの福島県観光物産協会ブースで、復興フラッグは揚がり、多くの仲間があつまりました。
復興フラッグキャラバンは、このように始まりました。
私、海苔巻きせんべいも、この復興フラッグキャラバンを応援していきたいと思います。