こんばんは。
若菜塾 数学講師の平野くりえです。
今日は、高校入試対策【平行線と面積】
について1問解説したいと思います。
よろしくお願いします。
(問題)
図のように、平行四辺形ABCDがある。
点Fは辺ADの中点で、AB//FHとなる。
△BFHの面積が12㎠ のとき
平行四辺形ABCDの面積を求めよ。
(解き方)
平行線と面積についての説明です。
△BFHと等しい面積を探します。
AB//FHより、
△BFH=△AHFとなります。
よって、△BFH =△AHF=12㎠
また、AF=DF,AB//FH//DC より
△AHF=△DHFとなります。
よって△ DHF=12㎠
図から、△AHDは12+12=24㎠
△AHDと△AHBは
BH=DH
(平行四辺形の対角線はそれぞれの中点で交わる)
より底辺が等しく
高さ(点Aから垂線をおろす) も等しいので
△AHD=△AHBとなります。
△AHD=△AHB=24㎠
図から、△ABDは24+24=48㎠
また、△ABD=△CDBより
平行四辺形ABCDの面積は48+48=96㎠ です。
平野くりえの数学blogでした。