こんばんは。

若菜塾 数学講師の平野くりえです。

今日は、中2数学【平行と合同】 角の大きさ

について

1問解説したいと思います。

よろしくお願いします。


(問題)


図のように、正方形ABCDの対角線BD上に点Eをとり、点AEを通る直線がBCの延長と交わる点をFとする。∠F30°のとき、∠ ECDの大きさを求めなさい。



(解き方)

ポイントは、△EAD△ECDの合同を利用することです。



AD//BFより、平行線の錯角は等しいので、

 ∠F=∠DAE がわかります。




△EAD△ECDをみると、

四角形ABCDは正方形だからADCD

仮定より、∠ADE=∠CDE45°

共通な辺だからEDED

この3点から、合同条件"2組の辺とその間の角がそれぞれ等しい"ことがいえます。

よって、△EAD≡△ECDとなります。



合同な図形では対応する角が等しいので、

 ∠DCE=∠DAE30° とわかります。


よって、∠ ECDの大きさは 30° となります。



ご質問などありましたらコメント欄にお願いします。


平野くりえの数学blogでした。