☑️この記事でお伝えしたいこと
・いつから音楽教室に行けばいい?
・2,3歳の音楽教育効果
・発達障害があっても音楽教室に通えるの?
--このような内容をお伝えします--
本記事を書いている私は、現役の音楽教室講師です。
名古屋大学医学部で看護学を学んだ後、愛知県立芸術大学大学院で音楽を学びました。
現在は看護師としての勤務経験を生かし、小さいお子さまから大人まで、ピアノやヴァイオリンなどを教えています。
このブログを通して、自分の学んだことをお伝えできたらいいなと思います。
今回は、2,3歳の年齢別、発達障害がある子が音楽を学ぶメリットなどについて解説します。
今回の記事では、子どもの発達課題に着眼点を置いて、月齢年齢別に説明していきます。
この記事を読んでいただいて、子育て方法の選択の一つにしていただけたら幸いです。
①2歳
ドレミファソラシドの音程に当てはまる歌が歌えるようになります。童謡を一緒に歌うこともでき、能動的な音楽教育を受けることができます。
また、微細運動の発達により、多くの積み木も積めるようになるため、指先を使う楽器演奏も導入することができます。
運筆もできるようになるため、簡単な音楽ドリルを始めることができ、学習習慣の基礎も作りやすくなります。
②3歳
集団行動ができるようになるのは3歳からと言われています。幼い頃から教室へ出向いて、普段とは関わらない大人(先生)や子どもと関わることで、保育園・習い事などの集団生活にスムーズに入ることができます。
三つ子の魂百までということわざがあるように、3歳ごろまでの人間の脳は著しく発達している段階であり、発達途中の環境の良し悪しが、その発達する脳にさまざまな影響を与えます。
模倣で歌を歌えるようになり、音楽教育を受けるチャンスになります。
楽器に関しても、多くのプロのピアニストやヴァイオリンニストの楽器を始める年齢は3歳が非常に多い印象です。
丸を真似して書けるようになるため、音楽ドリルで平仮名や音符を書くことができます。
③発達過程がゆっくりな方・身体の障がいをお持ちの方
心身の成長がゆっくりである発達障害(自閉症、ADHD、アスペルガー症候群など)をお持ちの方にとっては、記憶力や視覚認知能力が非常に高く、好きなことへの集中力も高いため、計算や音楽などが得意な方が多い傾向にあります。音楽はそういった方の得意なことを見つける・伸ばすきっかけになります。
視覚障害の方も楽器を演奏して自己表現の幅が広がります。体の一部が動かないところがあれば、動く身体を使って音楽表現ができるので、どのような方にも無限の可能性を広げることができます。
♪まとめ♪
音楽教室はどの年齢から始めても効果はあります。もちろんお子様が生まれて、日常生活の中で音楽に興味がありそうだと感じた時、親御様自身が音楽を子どもと一緒に学びたいと思った時、タイミングに早い遅いはなくいつでも大丈夫です。
本記事の通り2,3歳のような小さな子でもそれぞれの発達に合わせた音楽効果が期待できます。また、ピアノやヴァイオリンなどの楽器を始めることも十分にできます。
また、発達や身体に障がいをお持ちでも、まずは音楽教室に足を運んでみて、先生に相談することで何か発見があるかもしれません。
★次回の記事で、これらの効果を発揮するための音楽の取り組み方についてご説明します
★4歳以上の年齢別の音楽の効果も記事にしますのでお楽しみに
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