新年度の4月は慌ただしい。

本来なら月一回のペースで釣りに行きたいところだが、新年度の雑用が増えて行けずに、ウズウズしてくるのは他の選手も同様だろう。

 

GWになるとやっと落ち着いてくる。

この時期は毎年、渋滞から逃れることもあり、新潟で開幕となる、アジ泳がせの「座布団ヒラメ」釣りが恒例となっていた。

しかし、毎年低気圧が通過して海が濁り、ビックアジはそれなりに釣れても、ヒラメがほぼ上がらず、不完全燃焼に終わっていた。なので、今年は、沖五目にチャレンジすることに。

沖五目は、梅雨明けの夏がシーズンのようだが、船長に懇願したところ、出してくれることに。

本船としては、今シーズンの初の中深場ジギング釣りになるようだ。

 

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前泊に、また番屋をお借りした。

18時には到着したが、この時期はまだ外は明るい。「釣りシーズン」といったところか。

無料のここの船宿の番屋は、ほんと前夜素泊まりには十分すぎる。

部屋は綺麗にしており、テレビ、冷蔵冷凍庫、電子レンジ、ポット、布団、扇風機、トイレ、水道、台所などあり、いくらかお金を払ってもいいくらい。DVDプレイヤーもある。

夏は熱がこもり厳しいが、冷風がでる?機械も新たに設置されていた。

 

 

奥には漫画の本棚も設置あり。

 

 

部屋は2つあり。

小生はこちらで寝ることが多い。

 

 

今年は手に入らなかった、ダイワの釣りカレンダーがあり。

4月はちょうど沖メバルだ。明日も釣れるかなー。

 

 

明日朝は4時でなく5時集合。

一杯🍺飲みつつ、テレビをみていたが、他にすることもなく、21時前には消灯に。

 

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朝5時 すっかり明るいが、沖の方は日中の方が活性があがるのか、遅めの出発だ。

我々側4人、反対側は3人。

先頭に中乗りさん2人が釣りをしながらスタンバイ。

← この中乗りさんたちが、すばやく対応してくれる。特に深場では「おまつり」が必須だが、手際よくほどいてくれる。

  今回は、リーダー、道糸が一回もきれず、ジグのロストも全くなかった。大変ありがたい。

 

 

海上はベタ凪で、風もほぼなし! 曇り空でもあり、釣れそうな予感!

ただ、朝はまだちょっと寒く、カッパを持ってきておいたほうがよかった。

(小生ジャージのみ、他の方はカッパ持参あり)

 

顧問はこの日のディープジギングのため、180g~500g対応のジギングロッドを新調達したと。

徐々にジギングにも手を染めてきている様子。

 

 

佐渡がだんだん近くなってきた。今回は、まず佐渡近くからスタートに。釣り場まで1時間ちょっとかかった。

 

以下、まず <船長の釣果報告> より

 

沖延長便ディープジギング
釣果
マダラ 3~1匹 船中13匹 最大で7k台
マゾイ 3~0匹
沖メバル 8~4匹
ソウハチカレイ 2~0枚
ホッケ 30以上~12匹 脂の乗った大サイズでした。
アラ 船中2匹
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沖延長便ディープジギングに出船。

今年初ですが、内容的に言うと深場五目釣りのジギング版です。
水深は100~230m位まで入る為、200~400gくらいのジグの準備が必要です。

最初は水深の浅めのところから入ってみた。0.2ノット程度の上り潮でしたが、小振りなマゾイとばらつきのあるサイズの沖メバルがポツンポツン。
活性はそんなに高くなかったため、全員ヒットはなかなか見られなかったがそれでも少しはアタリがあった。途中でアラが2匹混ざったが水深は130m位だったようです。

10時頃より200m超えの水深に移動してみた。極端に潮が悪く東からいきなり西に向いたりの繰り返しで操船が追い付かない。
巻き上げ途中で頻繁にオマツリしたが、幸いなことに魚の活性は高く、ホッケの荒喰いだ。

2日前の深場五目で釣れたホッケの群れと違い、アミをたくさん食べた脂の乗ったホッケが多い。しかも、大きい。
ホッケの喰いが少し静まった頃にマダラがぽつぽつと釣れる。

このポイントでのマダラ狙いでは、ジグが動きすぎるとすぐにホッケがアタックしてくるため、ゆっくりと静かにジグを動かした方がマダラが当たりやすい。

最初から最後までホッケの喰いは続いていた。マダラは先日同様に大きめサイズが目立ちました。
今年は、水が冷たいせいか昨年と雲泥の差です。

脂の乗ったホッケ、そして良型のマダラは今良い感じです。週末ディープジギングで出船予定です。御予約お待ちしております。

 

と。

 

最初の中深場ポイントでは、沖メバル、真ソイがポツポツあがったのもの、サイズ的には小さくイマイチだった。

中乗りさん2人がそれぞれ良型の「アラ」をあげていたのはさすがといったところ。

 

 

中~後半の深場では、ホッケ爆釣、良型マダラを全員ゲットと絶好調!

 

 

ホッケの活性よく、1つのジグに、2匹掛けもあり。

 

 

脂がのったがホッケがドンドンあがる。

ホッケはメバルより引きがかなり強く、200m以上からあげてくるのは楽しいなー。

 

 

ホッケが釣れるなかで、ひときわ重量感がでたときは、タラ。

ゆっくり巻いて、針で口が裂けないように要注意で。

大きな白い魚影が水面にみえると、よりワクワクする。

 

 

顧問も初タラをヒットさせ、見事ゲットに!

 

 

顧問は「釣れすぎて今日はもういい」と最後の1時間は釣らずに魚捌きに。

 

 

深場では、大きなジグに小さなカレイも食らいつく。

 

 

十分満喫したところで、13時すぎには沖上がりに。

 

途中、イルカの群れに遭遇。

ジャンプしていて、見た目はかわいいが、実はこれがくると、魚が逃げてしまうといった厄介物とのこと。

釣りが終わってからでよかった。(深場の魚には関係ないかな?)

 

イルカのジャンプの動画はこちら:  

 

 
 
 

 

 

小生、ホッケは15匹くらい。

捌くの大変だったが、脂が乗っていて、よくある干物とはまるで別物。これは釣りでないと味わえない。

タラはも鍋にしたが、ホッケよりさらに一段うまかった。

タラは大きかったので内臓は船中でだしてしまい持ち帰らなかったが、大きな「タラコ」(スケソウダラのタラコとは大違い)がぎっちり詰まっていた。我慢して家で捌いて、たべればよかった。

 

 

梅雨が明けたころ、もう一回くらい、深場ジギング行ってもいいなー。

いつか大きな「アラ」釣りたいたいなー。