「新しいタイプの言葉の遅れ」

この言葉は

1982年に小島謙四郎氏が提唱していました。
生育の環境による言葉の遅れは40年以上前から

指摘されています。
 

「テレビを消したら赤ちゃんが笑った!しゃべった」

著片岡直樹医師は長年の研究から

 

この「新しいタイプの言葉の遅れのある子」を


運動機能の発達が年相応にありながらほとんど
しゃべれず、社会性の発達がみられない。

他の子ども達と遊ぶこともないばかりか

親と交流する意欲さえも乏しい
そのような子どもが増えている。

自閉症の状態にも似ている為
「自閉症」と診断されてしまいかねない。

生まれつきの自閉症とは異なり、

「新しいタイプの言葉の遅れ」は

幼児期に適切に対応するなら回復する
とくに3歳以前に対応するなら、比較的速やかに回復する。


にもかかわらず「自閉症である」と対応してしまうなら、本来回復するはずの
「言葉の遅れ」がそのまま放置されてしまうことになる可能性がある。


次の項目をチェックしてみてください
□幼児期からテレビ(動画)に子守りをさせていた
□朝から晩まで、ほとんどテレビ(動画)がつきっぱなしの生活
□子どもはテレビ、タブレット、スマホのない生活時間をほとんど経験していない
□子どもが早期教育の動画にハマっている
□親がスマホやPC画面ばかり見ている
□テレビ(動画)を消すと子どもが不機嫌になる

もしこれらの項目に該当するのであれば、先天的な障害に起因するのではなく
育て方と環境によって生じた「状態」である可能性が大きくなる。

       
~片岡直樹著「テレビ・ビデオが子どもの心を破壊している!」より抜粋~

育て型と環境に起因して生じた「状態」であるなら育て方と環境を改善するならば
回復・改善に向かうはずという説です。
                    
我が子はこの「新しいタイプのことばの遅れ」に当てはまりました。

環境によるものであれば、環境を変えることで成長を促せる
ということを体験しました。

しかし、この説は世の中にあまり知られていません。

この記事を呼んでいる方で、もしかしたら該当するかもしれないと思われたなら、
デジタル育児からアナログ育児

変更されることをおススメしたいと思います。