21日は渋谷のアジアビルの5階でビジネストレーニングを受けた。

そこに参加した耳が聞こえない人は三人の予定だったので、小野さんと仲間の二人がPC文字通訳をする予定だった。

ビジネストレーニングは会社主催なので、仲間が手伝うという事で、会社から謝礼などを出してはどうかと交渉したんだ。

最初は金額からスタートしたが、困難だったので、水素水ではどうかと話になった。

今までは、会社の小野さんが1人でPC文字通訳をしてくれたが、中途半端だった。

小野さんが司会をしていたこともあって、集中できなかったのでは。。。

だから、仲間が手伝うことにしたよと話したら、今回は小野さん1人でPC文字通訳をしますとのこと。

それに対して、僕が出した返事は、

小野さん1人では無理。

小野さん1人では全て入力は無理。

小野さん1人では疲れてくるから無理。

と無理の連発。

セミナー会場に着いたら、小野さんが、仲間も勉強しに来ているんだから、文字通訳をさせるわけにはいかない、僕1人でやるよと強い表情で迫って来たので、任せた。

実際に始まり、小野さん司会の時のみ、仲間が文字通訳をしてくれ、その後は小野さんが文字通訳をしてくれた。

びっくりしたのは、今度はたくさん入力してくれたのだ。

途中、肩を動かしていたので、疲れたのではと聞いたら、いや、全く大丈夫だと強調して話された。

逆に、途中、内容はこれで良いかと聞いて来た。

これでも文句あるかと言わんばかりのオーラが漂っていた。

頼もしかった。

とうとう最後まで休まずにたくさん入力してくれたのだ。

先日仲間が最初から最後までたくさん入力していたのに刺激を受けたこともあったんだろうなあ。

最高の仕事をしたなあ、小野さんは。

そしてプロの意地を見せたんだなあ。

感動した。

いづか