19日は記念すべき日。長女の小学校卒業式なのだ。カメラとビデオカメラを持って行った。二つを1人では同時に使えないので、急に家内にお願いして2人で録った。素晴らしい卒業式だった。さやかは本当によく頑張ったんだ。6年間1日も休んだことがなかった。皆勤賞をもらっても良かったが、学校からは何もなかった。それで、こちらで何かを褒美に上げたい。
実はその日は僕の大学合格した日。忘れられない。国際障害者年の春だった。健聴者でも難しい大学だったので、それがきっかけで長い間ろうあ者の受験を断っていた東大がその後、ろうあ者の受験を認めることになったのだ。それまでは東大だけでなく京大も親と一緒に住むことが条件とかなど国立大学の壁は厚かった。出来るところから絶えず休まずに続けると、必ず突破できることを経験できた。
今NPと契約してNPと一緒に活動しているが、まだまだNPでもろうあ者の成功のための機会均等という環境には至っていない。NPのシステムや商品力は確実に世の中ではトップレベルにあるようだ。ろうあ者でも頑張れるシステムなのだ。その中で情報共有という面ではまだまだ健聴者と同じタイミングでは情報を与えられていない。NBは情報とタイミングが重要な世界だから、ろうあ者のスタートはいつも遅くなりがち。今のところは最後まで絶えず休まずに続けるしか成功方法はない。それには1日でも長く生きることで解決できるだろうか?
今日も仲間と家族に気持ちを込めてありがとう。いづか