「無料」がテーマのコラム第3回。
唐揚げはスナック感覚
、kobattyです。今日、当社キーパーソンのmatsukiさんが、
また斬新なサービスを見つけてきました。
法人導入でも無料利用可能なグループウェア「Gridy」です。
http://gridy.jp/
機能としてはブラウザ上で情報を共有する一般的なグループウェアと大体同じ。
1日中使うグループウェアだからこそ大切なデザインや使い勝手も
無料とは思えないほど良い感じです。
中小企業規模程度の運用には余裕で耐えそうです。
なぜこれほど優良な内容のグループウェアサービスが無料で成り立つか、、、
ポイントはパソコンの余剰リソース(使っていない計算能力)の活用です。
Gridyを利用するには、まずPCにGridyのソフトウェアを
インストールする必要があります。
このソフトは、パソコンのCPUやハードディスクの中にある
余っている能力の一部をネット経由で集めることで
いわゆるクラウドコンピュータに相当する仕組みを作り上げることができます。
Gridy運営会社は、このクラウドの能力を必要とする人に売ることで
収益を確保する、というわけです。
また、グループウェアだけでなく、より上位の機能として
SFA(営業支援)や顧客分析システムを別途有料で用意しています。
そちらのサービス内容は、もはや社内外の詳細情報を集約して整理した
経営分析まで可能なツールなので、有料提供も可能なのでしょう。
このように、Gridyでは収益の柱が
1.フリーミアムに基づいて得た資源の販売
2.上位サービスの有料プラン直接課金
の2本柱となっているのが特徴です。
これまでは無料ユーザーの一部が有料ユーザー化するのに期待するだけでしたが
さらに無料ユーザー側の余剰資源をクラウド化するという発想と技術で
ムダなくマネタイズを可能にしたようです。
本来は気付かれることもなく捨てられていくパソコンの余剰資源を集めるために、
多数台での運用が前提で、且つ需要があり続けるグループウェアに着目して
法人向けのフリーミアムモデルを実現したサービスだといえます。
これを実現するための主なお仕事としては、
・当然ですがソフト開発・運営とセキュリティ面の強化
・確かな信頼性・知名度を得るための大々的な広報活動
・軌道に乗るまでの安定した資金供給元の確保
・・・などでしょうか。
「集合知」とは多くの人によって無料で寄せ集められた情報の集計のことですが、
ネットのクラウド技術によって、パソコンの演算能力をも無料でかき集めて
それを売ることで今や億単位での収益化もできるようになりました。
もはやサービスの無料化は損になり、有料化は収入が増えると
漫然と考えているだけでは、収益に結びつけ難くなってきています。
これからは何を無料化し、何を有料化すると、最も利益が高くなるか
とゼロベースで判断することが求められているかもしれませんね!(o^-')b