風のように過ぎた少女
今日は気持ちがいい…公園で緑の風の中を歩いていたら、小学三年くらいの少女が、いきなり振り向き様に、オレの目を覗き込んで、なんのてらいも無く、その声は一ミリの疑いもなければ、期待も無ければ、もの凄く透き通った声で、真直ぐ矢のように、シュッと
「こんにちわ」と、オレの向って放たれた。
「エッ、オレ?」
年甲斐も無くあわてた…照れた…でもとっさに大人の対応をしようと笑顔を作りながら
よそ行きの声で、「こんにちわ」と返した。
少女はオレの横にぴったり寄り添い「芸能人の誰かに似てる…ね…誰かに似てる…ふふっ」
もはやオレは言葉を返せず「はははっ…」思わずチラリと隣に居るカミサンに同調を求めた。
カミサン、鼻で笑う(すべてお見通しの様子)
オレは勇気を出して聞いてみた。
「お笑いの人…かなぁ」
「うん」
「誰?」
「忘れた!」
「えっ?……じゃぁ…
すると突然、少女は何事も無かった様に
「さよならー」オレの話を見事にスパット切って去っていった。
カマイタチにあった様な唐突な出来事だった…うぅ~ん…微妙
ジブリに出てくる少女みたい…
そこで今日の「ひとし」ぼり
風の中の はなしか…
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150521/18/h-honma/2d/64/j/t02200293_0480064013313760256.jpg?caw=800)
「こんにちわ」と、オレの向って放たれた。
「エッ、オレ?」
年甲斐も無くあわてた…照れた…でもとっさに大人の対応をしようと笑顔を作りながら
よそ行きの声で、「こんにちわ」と返した。
少女はオレの横にぴったり寄り添い「芸能人の誰かに似てる…ね…誰かに似てる…ふふっ」
もはやオレは言葉を返せず「はははっ…」思わずチラリと隣に居るカミサンに同調を求めた。
カミサン、鼻で笑う(すべてお見通しの様子)
オレは勇気を出して聞いてみた。
「お笑いの人…かなぁ」
「うん」
「誰?」
「忘れた!」
「えっ?……じゃぁ…
すると突然、少女は何事も無かった様に
「さよならー」オレの話を見事にスパット切って去っていった。
カマイタチにあった様な唐突な出来事だった…うぅ~ん…微妙
ジブリに出てくる少女みたい…
そこで今日の「ひとし」ぼり
風の中の はなしか…
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150521/18/h-honma/2d/64/j/t02200293_0480064013313760256.jpg?caw=800)