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タイヤがパンク

女性は強し!先日お墓参りにカミさんの実家、焼津にクルマで帰った。 

 

大好きなマグロをたらふく食べ、美酒に酔った。翌日帰京の際、親戚の農家で採れた新鮮なナス、玉ねぎ、などをたんまり詰めたダンボールと、地酒、志太泉の一升瓶を車に積んで、舌切りすずめの隣の欲張りじいさんのように 上機嫌で手を振ってアクセルを踏み、カミさんの実家を後にした・・・はずだった・・・    

 

国道にでるほんの手前、タイヤに変な音がする・・・ 

 

見送ってくれた妹夫婦から、ケイタイで連絡が入った・・・後ろのタイヤがパンクしてない? 

 

すると瞬間、ハンドルをグイーンと取られ、すぐに停車させ、確認すると、右後ろのタイヤがぺっちゃんこ 

 

朝8時、 昼までには東京に帰らなきゃならない!午後から伊勢丹ナレーションの収録だ! 正直パニクッた・・・

 

嫌な汗一号発汗 もしも何かあったら、を想定して早めに出発したものの、まさかこんな事が・・・ 

 

オレはパンク初心者だぁ~ 自分じゃいじれない。しかも台風が近づいている、オイオイ~一刻を争うオロオロモードのオレをよそに、 

 

義妹とカミさんは冷静だ・・・まず、JAFに連絡、次に最短のガソリンスタンドに連絡、どちらが早いかを見積もり、 

瞬時にガソスタと判断、移動する為すぐにスペアタイヤに変える準備にかかれと言う・・・ 

 

ひぇ~、やったことないしオレは何とかスペアタイヤを取り出したが、ジャッキの使い方が解らない・・・というか、どれがジャッキかもよくわからない・・・なさけない・・・

どこに挟むんだ・・・どうやって持ち上げるんだ・・・くそ~無知は罪悪だ~教習所で居眠りこいてたつけが回った

 

多少経験のある義妹夫婦は見かねてセッティングを始めたがこのクルマはどうも上手くいかない・・・ 

 

すると義妹は機転をきかし、車屋の従弟にテレビ電話をつなげた! 従弟からの、手馴れた指示が飛ぶ。

 

いや~従弟との生中継連携プレイは見事だった・・・そうだ、テレビ電話って、便利なんだ!21世紀に生まれてよかった~・・・義弟がTV電話を車の下にもぐり込ませ、写し確認しながら、ジャッキを挟む場所、上げる位置、ボルト回しの角度、対角線にゆるますコツなど、一つ一つをその指示に従い 

着々と作業が進む・・・ 

 

車体が浮いたー・・・「うおぉ~」 タイヤカバーが外れた・・・「うおぉ~」 ボルトが取れた・・・「おぃぇ~」

タイヤがとれた・・・「イイェ~イ」、いちいちその一つ一つに子供のようにテンションが上がるオレ、

 

なんとか無事にスペアタイヤに付け替え、スタンドまでこぎつけた・・・が店主が居ない・・・どこかに車をとりに行ったらしい・・・バイト君によると、戻ってくるまで15分、タイヤ補修に20分・・・大きなクギが一本グサリと刺さっていた。 


嫌な汗2号発汗 あれから一時間経過してる・・・たのーむよ~久々のピンチ、胸がバックンバックン 


 

店長が帰ってきた!

「高速で長時間なら、タイヤ交換を勧めます」大きくクギを刺された

20分かかるらしい・・・なんでもいい、早く、早くおねがいちまつ


仕事に間に合うようにただただ祈った・・・ 終了・・・帰りの東名は順調だった・・・がオレは生きた心地がしなかった。 

 

人生何が起こるかわからない・・・助手席ではカミさんが70年代ナツメロの「あなた」を機嫌よく歌ってた・・・「楽し~く笑ぁってや~暮ら~すの~よぉ~」(どうやらここがお気に入りらしい) 

やっぱり女性は腹が据わっている 

今度は雪道でオロオロしないように、チェーンの着け方を練習しておこおーっと。 

 

       

      

        そこで今日の「ひとし」ぼり 

 

     ジャッキーチェーンでした