精神分析は冷たいと思ってしまう。
切り込むには、愛を添えてほしいと願う。
きみがこのあたたかさをわからないからだよとほほえんで言われる
やっぱり冷たい!と思う自分と
やっぱりそうなのだろうか?と思う自分とのせめぎあいだ。
きっと、愛情のようなものを他人に期待しすぎるのだ。
真実を暴くことが最優先で
家族みんなほんとうの幸せを知らないから助けたいと思っていた
どうやら道を間違えた。仕方ないけど。
自分が、幸せになるのが優先だった。
そして、自分を守るために身につけた知識、、
家族からの防御、あるいは他人を傷つけるためだった
古い私よ、さようなら!
知性はやみくもに斬りかざしてはいけない
もしくはあえて切り込まない
真実には冷たさを伴うから
できれば愛のようなあたたかさを添えられるといい
でもそれにはその人の心の傷が癒されてから
主治医の診察の冷たさを感じるのは、彼自身が癒されていないからだ
この世界のほんとうのことを知りすぎて辛いという人がいる
知りすぎた人は癒されなければならない