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さようなら
 
 
 
 
最後はこの一言だけ。
 
声じゃなくて、文字で。
 
「ありがとう」なんて感謝は
 
悪いけどしたくなくて。
 
だから、さようならだけ。
 
 
 
気付いてたよ。
 
別れを切り出すのはどちらからか
 
わたしたちそんなかんじだった。
 
今だからこんなこと言える。
 
だって人からは
 
3年以上の付き合いを羨ましがられ
 
きっと結婚するなんて言われたり
 
今年の成人の日には
 
晴れ着姿のわたしと家族、親戚
 
そして彼を紹介した。
 
 
 
でもそれ以上だったのは溝。
 
お互い忙しい仕事の中
 
なかなか合うことのない休日。
 
久々に一致した休日に、
 
「会いたい」って思わなかった。
 
一人でお買い物して、
 
実家でゆっくりしたり、
 
自宅に一人で引きこもって
 
好きなことやってるほうが
 
よっぽど充実してて楽しくて。
 
 
 
でも、そんなわたしになっちゃったのに
 
それでもなお尽くしてくれたことには
 
悔しいけど、感謝してもしきれない。
 
やっぱり最後
 
「ありがとう」って伝えた方が
 
 
 
 
 
 
よかったのかな。
 
 
 
でももう、遅くて
 
既に伝える手段は無くなってしまい
 
どうしようもないこの気持ちを
 
自分への罰とさせてください。
 
 
 
わたしはふられた側で、
 
別れの言葉を言われたときはすぐに
 
納得できて、頷けたけど
 
口では考えとくって言いました。
 
別れの言葉だけで、それ以上何も
 
言わなかったわたしの元彼。
 
わたしが「それ以外何もないの?」
 
て促しても
 
別れの理由をもごもごと言わず
 
「じゃあ、もういい、その言葉だけで。
 
その言葉だけで、わたし答え考えとく」
 
何も言わないのを見ていたら、
 
聞くのが怖くなってしまって、
 
わたしの弱みを言われるんじゃないかと
 
怖くて怖くなってしまって、
 
「もういい!」って、責任押し付けて
 
逃げました。
 
最後まで、逃げてしまいました。
 
 
 
こう考えると、まだまだ、
 
言いたいことあるのに。
 
「さようなら」だけで終わらせた。
 
 
 
未練はないと確信したのに
 
悔しいことに、ほんと悔しいことに
 
未練も悔いも残っているじゃないか。
 
 
 
 
 
 
冷たい女で、ごめんなさい。
 
 
 
今までずーーっと
 
 
 
 
 
 
ごめんなさい