こんばんは。ザ・情緒不安定ポリです。
今日は読書日和でしたね。
仕事中もページが進む進む。
さて、今日は私が今までで一番、表紙と内容のギャップに驚かされた本を
紹介したいと思います。
それは『トンデモ精神科医、伊良部シリーズ』です。
そもそも、こういう紹介の仕方では何の本なのかわかりにくいかと。
そう、奥田英朗さんの小説で、第1作目が『イン・ザ・プール』、
そして2作目が『空中ブランコ』です。(3作目も出ているはず。未読ですが)
ドラマ化もされましたし、なんと言っても直木賞受賞作なので、
ご存知の方も多い大人気シリーズかと思います。
このシリーズの表紙は、全て左上に赤ちゃんが描かれており、
バックのイラスト(写真?)が題名にちなんだ、とても綺麗なブルーの
プールであったり、壮大なサーカスのセットであったりするわけです。
一体、どんなオシャレなお話なんや!?と、初めて手に取った方は
思われる事でしょう。
期待して読んでみると・・・えー!?全然オシャレじゃないやんΣ(・ω・;|||
ていうか、主人公がデブでダサくて子供っぽい変なオッサンやと!?
(でも、一応お医者さん)
この時の衝撃を超える作品は未だにありません。
しかし、非常に面白いんです!!
(一回裏切られたが)期待以上の面白さ。
何がって、登場人物のキャラが濃いんです。
ドラマは見ていませんが、明らかにキャスティングが違うと思います。
だって、あんなにカッコ良かったらあかんやろ、伊良部。
もっとデブでキモくて胡散臭くて・・・と、色々な人を仮定してみますが、
誰を当てはめてもしっくりきません。
もはや、小説の中でしか出せない独特のキャラですね。
そんな伊良部の人物像を、初めは嫌悪感満載で読んでいましたが、
不思議な事に次第に興味深く思えてくるのです。
この本に登場する患者さんたちも、最初は彼の事を「ヤブ医者」だと
疑うんですが、彼の持つ独特の世界観に引き込まれ、最終的には
また通院して診てほしいと思ってしまうのです。
そんな人間的魅力に溢れた伊良部が大活躍(?)するシリーズが、
私は不覚にも大好きになってしまいました。
医療現場を舞台にした小説やドラマは多いですが、もし現実にいたら
会ってみたいお医者さんNo.1は間違いなく伊良部です。
次の作品も早く読みたいです。
では、今日はこのへんで・・・