とても温かく、気持ちのいい日だったので
昼食をテラス席で頂きました。
テラスの写真がうまく取れなかったので
野菜タップリのランチの写真を掲載しまあす。
風もほとんどなく、ジャケットを脱いで
一人で食事をしていると、ビシッとスーツを着た男性が
テラスに入ってこられました。
長身の外国人の方が、流暢な日本語で店員にこう訊ねました。
『今日の天気で、この席は日本人にとって良い席になりますか？』
テラス席で一人だった私は心の中で『もちろん』と
叫んでおりました。
テラスでの食事に程良い日よりというのは
・風がない
・温かい
・でも直射日光にさらされない
という条件がそろっている必要があると私は思っています。
今日は、正にそんな日でした。
ところが、その店員さんは『今日は、いつもより風が強いですね』と
おしゃっています。少なくとも私が着いてからの20分
強い風なんて言うものは、吹いてません。
確かに、ビジネスランチにテラス席が良いのかどうかは
私は分かりません。
夜には高級レストランになるこのお店の
サービスマニュアルがどうなっているかも、私は知りません。
でも、クライアントである日本人に喜ばれたいと
早めにランチの席を下見に来た、このビジネスマンの
『気持ち』 に、きちんと向き合ったら
そんな無責任な発言はしないでしょう！
そんな風に、私は思っていました。
『風が強い』と言われて、一瞬、残念そうな顔をした
ビジネスマンを見て『快適ですよ』と
一言、声をかけようかと思った程です。
でも、彼は店員を無視してしばらく
その場に立ち、しばらくテーブルにも座ってみて
それからテラスを出て行きました。
そして店内を一周して・・・
また戻ってきました。
誰が、何と言おうと『自分』の感覚を信じた
この方の決断力はとても素敵でした。
お目当てのお客様が来て、名刺を交換した後の15秒程で
彼は、ご自分の名前がドイツ系である事。
奥様は日本人で自分の名前は、呼びづらいと言われている事など
クライアントへ配慮を示しながら、自己紹介をしていました。
この程度の英語は、なんとなく聞きとれるのですが
そこから、先の込み入った話は、私の英語力では
全く解読不能なので、残念ですが彼らのお話しはここまでです。
次の予定があり、私もすぐに席を立ったので
この商談が成功したのかは、分かりません。
ただ、一つ言える事は、最初緊張気味だった
クライアントの表情が、彼のもてなしにより和らいだ事。
そして、最初に登場したビジネスマンも
とてもリラックスして、この商談に臨んでいた事です。
たとえ商談がうまくいかなくても、共有した時間は
無駄にならないのだろうな…。自信を持って
和やかに話す彼を見ていてそんな印象を受けました。
ビジネスシーンで、
・自分自身がクライアントと過ごす時間を心から楽しむこと。
・クライアントの益を思って、最善と思える選択をすること。
当たり前ですが、大切な事を学べたたランチタイムでした。
もちろん、私が席を立つまで、テラス席に風が吹き荒れて
料理が台無しになる事もない（笑）春のランチタイムでした。
ペタ変わりに、こちらに
お願いします。
*******************************************************
人と会社を元気にするプッロジェクト
ＢＮＩパワーチームメンバー
自分らしい成功をスピードアップして実現する『ＮＬＰチェンジ・コーチング』
明るく活発な組織を作る『社風改革コンサルタント』
今、開業をお考えでしたら『独立起業コンサルタント』
人事労務全般のご相談は『社員力育成労務士』
桐生社会保険労務士事務所
*******************************************************