本日の深いい言葉
子は親の心を演じる 名優である
by(社)倫理研究所
本日も、冬日(最低気温がマイナス)の中、たくさんの患者さん(特に新患の方)がいらしていただきまして、あり
がとうございます。感謝申し上げます。また、いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。感謝
申し上げます。
仕事が終わり帰宅したら、家の中の雰囲気が少し「変」でした。子供がある「やんちゃなこと」「悪いこと」をし
て、家内に叱られていました。事情を聴いたら確かに「悪いこと」であり、私も叱りました。家内は、1時間くらい
「叱り」「注意」「なじり」「怒り」「落胆」していました。
実は、私も同じことを小学生の時したことがあり、母親には「往復びんた」された記憶があります。その後父
親にはやさしく「介抱」された思いでがあります。私は、父親を11歳(小学5年生)のとき、胃がんで亡くしまし
た。だから、父親に怒られた記憶はなく、母親にはいつも怒られ、叱られていました。やさしい「父」ときびし
い「母」という感じでした。だから、母親の「往復びんた」と父親の「優しさ」ははっきり脳裏に焼き付いていま
す。
今回も私と全く同じことをしたわけですが、「相手を許す」ということをいろいろな方から、教わりました。特に
五日市剛さんからは、過去にとらわれていると、過去のことに、いつまでもこだわっていると、それは「腐った残
飯を食べている事と同じ」と言われました。いつかは「腹を壊す」といことだそうです。「目からうろこ」でした。
後から子供が泣きながら「ごめんなさい」と謝りに来ました。
私は、「過ぎたことは仕方がない。これか
ら気をつけなさい。」と言ってあげました。
しかし、親と子は同じ道、同じことをするんだということを、改めて実感しました。本当に「名女優です」