鬼のような暑さが続く。梅雨はどうした。

知らずにギャラリーに踏み込んだら、漆の作品じゃないか。興奮して作品を壊さないように深呼吸をする。なんで漆を見るとワクワクするんだろう。百瀬さんが漆、森さんが絵画みたいな組み合わせなんだけれど、なんだかとても似ている。同じモチーフを描いたのか(かたちにしたのか)と思うほど、似ているものがある。これは最初から計画されたものなんだろうか。そうでなかったら、空恐ろしい。そんなわけで?漆に興味津々で絵のほうはどうしてもあまり乗り切らない気分だったので、申し訳ありません。漆にもいろんな風合いがあるけれど、つるんと光沢があるものとマットなものと…え、光沢がある意外と好みの漆かと思いきや胴体部分というか、球根みたいなところがどういう仕上げなんだかわからず困惑。素材を見ると粉?鉄素材のものなんだろうか。いまいちわからないけれど、伸び切った先、花開いた部分との差異という意味では納得できる表面の風合い。全部が全部納得させられたわけではないけれど、初めて拝見するものなので、楽しくて持ち帰りたくなる(もちろん、購入して、ですよ)。だけど、我が家に似合うかはまた別の問題なので、こういうスペースで鑑賞するにとどめる。また何かの機会に。

 とても眠い。