暑い…。次の用事の関係できちんとした格好(ネクタイ付)なので、余計にそう感じる。

とても楽しみにしていました。久しぶりの劇場、改修後初になります。一時期海外のカンパニーはなかなか拝見できなくなったけれど、また復活してきた。とはいえ、バットシェバ舞踊団は来日がかなわず、いろいろな不安定さを世界ははらんだままだと感じる。ヴァージニア・ウルフの『The Waves(波)』をベースにしているというわけではないけれど、重要なモチーフになっているとのこと。申し訳ないですが、その作品を読んでいないので、よくわかりませんが、いつも通り特に事前に確認することなく着席。そうしたら、何とも激しい眠気に襲われて、途中で何度も船を漕いでしまう。何が悪いというわけではないんどけれど、ただ眠かったんだなぁ。とはいえ、中盤の無音の場面は長すぎやしないかと思うし、ドラマティックではなかったのかも。ユニゾンがフワッと起きたかと思えば、サッと消えて、何かが繋がっているようなイメージが見て取れなかっただけなのかも。確かにあの人とこの人の振りの一部が重なるけれど、直ぐに別の人と重なって、向きが変わって、とわかりやすいけれど、それ故にポワンとしちゃう。単純に倒立気味に両足を上げて、右足だけ折るという振りが何回も出てくるのが楽しかったけれど、なんだかもう一声!という感じ。確かに音も含めて全体に波のようだったけれど。小説の一節も頭がぼんやりしていたからか、あまり響かなかった。アフタートークは聞かずに脱出。

まだぼんやりしている。