SPY×FAMILY
今年春季で最もプロモーションなど本気でやられていたアニメでしたね。
"大成功"しなければ、一クールで一位など当たり前、その後のメディア戦略のほうが本番といった具合のアニメでした。
そんなSPY×FAMILYも夏に入り第一クールが終了。僭越ながらレビューさせていただきます。
軽い作品紹介
主人公である黄昏ことロイドフォージャーはスパイ。任務のためにこどもが必要になるので連れてこられた娘、
さてこの家族、互いに自らの特性・職業を隠しています。ロイドフォージャーはスパイ、アーニャは
これがこの物語の柱となる設定です。
舞台
この物語の舞台となるのは東国というヨーロッパ風の仮想国家。
東国と西国は、十数年間にわたる冷戦状態とあって、これは恐らく冷戦時代の旧ドイツ民主共和国と西側諸国の一国といった国がモデルなのでしょう。
主人公ロイドフォージャーは西国のスパイで東国に入っています。
この舞台背景で進むアニメ、少ないですよね。
キャラクター
主人公はロイドフォージャーなのですが任務が任務で作中の焦点はアーニャに強く当たります。
ロイドは何でもこなせる優秀なスパイとして描かれているんですが、アーニャのキャラクター性、ヨルの異常性もあってかなり振り回されます。
これが始め見えるこの物語の面白さです。
そしてアーニャのスクールライフというのも焦点が当てられ、富者の子供独特の関係性の繋がり方が面白く描かれています。
コミカルなのでふわふわ見られるんですが何気に泣かせる回もあり面白いです。
ストーリー展開的にはフォージャーとヨルが結ばれてもおかしくないような関係なのにムズムズするのもこの作品の魅力ですね。
アーニャはアーニャで恋愛模様が描かれるのでぜひご自身の目でお確かめください。
OP/ED
OPはOfficial髭男dismさんのミックスナッツ、EDは星野源さんの喜劇とどちらもヒットしているというか、元々名の知れたアーティストさんたちなので本気度が伺えます。
それもさることながら、歌詞曲調映像ともにこのアニメのグルーブにマッチしていて、素晴らしいと思いました。
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総評
流行しているのが物語るとおり、素晴らしい作品でした。一つケチをつけるとしたら分割クールなのに3か月も待たせるとは思えないところで終了したことでしょうか。
でも作品が素晴らしいのでこれは待ち遠しいですね。
2期予想は分かりきっていますが次のクールが終わってからです。
