私の母にとって
5月には苦しいことが重なって…
でも
6月になったらと
楽しみにしていたひとつが歌舞伎です
いつもはお友達を誘って行くのですが
今日は私がお供しました
六月大歌舞伎では
8歳・6歳・3歳のお子たちが
初舞台を務めています!
襲名の口上も披露しました
年端も行かぬお子さまたちが
父上やおじいさまの背中を見て
「かっこいい!」って思って
舞台に立つ覚悟を決めるのですから
すごいですよね~
まだまだ
生まれたての小鹿みたいでしたけど(笑)
たくましく育って
未来の歌舞伎界を担って欲しいです
今宵は
南総里見八犬伝とか山姥とか
私好みの演目が演じられました
山姥役の中村時蔵あらため中村萬壽丈は
私が20代のころから拝見していて
好きな役者さんです
その方がおじいちゃまになられて
ご長男とお孫さんと一緒に襲名された
そのお姿に感無量でした
そして
そうやって年齢とキャリアを重ねた方の
山姥は
ものすごく素敵で憧れちゃいました~
私の人生の目標はやまんばなので(笑)
終演後の出口付近で
外国人の方が興奮の口調で
”Shido(獅童) is good!" と
言っているのが聞こえました
私も同感~
素晴らしい舞台を拝見できました!
ちょうど今日の午後に読み終えた
シャーマン(呪術師)の本があって
その内容と
歌舞伎という文化に
似たところが多いように感じました
歌舞伎の祖である出雲阿国は
出雲大社の巫女さんだったと言われます
シャーマンも基本は世襲制らしく
技と血が
その文化をつないできました
歌舞伎のなかに
異世界との交信を感じてみたりとか
ただただ
かわいらしいお子たちを
見ているだけでも癒されるので
今月(夜の部)の公演はまたとくにオススメです!