ネイティブヒストリー(注・とても重いはなし) | 【H♡ART】~Healing ART~

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 ネイティブアメリカンの
   生き方にまなぶ
   日本人のこころ

偶然に見つけたニュース動画

 

 

カナダで起きていたことですが

 

この一ヶ所だけではありません

 

 

17世紀中ごろ~20世紀初めごろの長い間

 

北米全土の先住民族が体感し

 

現在もなお尾を引いている

 

苦しい歴史なのです

 

 

私がネイティブアメリカンの教えを受け始めて

 

最初に機会をいただいたのが

 

アニシナベ族の7つの教えを

 

ひとつずつ教わることでした

 

 

そのなかで語られた

 

ボーディングスクール(寄宿学校)のお話は

 

衝撃的過ぎて気分が悪くなるほどでした

 

 

上の動画で語られたような虐待行為はごく一部

 

おぞましい仕打ちの数々が

 

”カトリックの聖職者たちによって”

 

ネイティブの子どもたちに向けられていたのです

 

 

英国女王の国葬が先日

 

美しい教会で執り行われていましたが

 

実はその映像を拝見しながら

 

私が思い出していたのは

 

ボーディングスクールのことでした…

 

 

ボーディングスクールで虐待を受けてきた

 

ネイティブの子どもたちのほとんどは

 

次の世代にことばや文化を繋ぎませんでした

 

子孫たちに同じ経験をさせたくないからです

 

 

しかし

 

ことばや文化を失えば

 

その民族は滅びてゆきます

 

 

ご自身もボーディングスクールで過ごした

 

(誘拐拉致されたようなもの)

 

私の師デニス・バンクスさんも

 

よく経験を話してくださいました

 

 

逃げても逃げても連れ戻されたそうです

 

 

ボーディングスクールの目的は

 

文明化/教化!

 

カトリック信者でなければ野蛮人なのです

 

 

デニスさんは日本人に警鐘を鳴らしました

 

「欧米化が進む日本は

 

 いつか我々ネイティブの二の舞になる

 

 自国の文化を大事にしなければいけない」

 

 

日本の伝統文化に触れる折々に

 

デニスさんのことばの重さと

 

その文化が残っていてくれるありがたさを

 

感じています

 

 

米TV映画のボーディングスクールのシーン

 

 

親元から離されて

 

ヨーロッパ名に変えられ

 

髪を切る…

 

このシーンでとても印象に残っていた男の子

 

 

のちに出会いのご縁をいただけるとは

 

思ってもみなかった!

 

 

彼自身

 

映画の男の子そのものでした

 

こんな世界では生きづらかったんじゃないかな

 

 

思いがけず

 

みなさんにボーディングスクールの話を

 

させていただく機会と

 

デニスさん(1937~2017)

 

ナコタくん(1989~2020)

 

を想うときをいただけました

 

 

ネイティブアメリカンの教えのなかから

 

語っていかなければならないことがらが

 

たくさんあります

 

 

そこから

 

日本人のこころを感じていただくために!