私の父は
肺気腫を患っていて
身障者と要支援2の認定を受けています
ときおり起き上がっては
TV鑑賞とクロスワードパズルに興じていますが
家から出ることはもうなくなりました
このところ
玄関へ朝刊を取りに行くこともしなくなって
気になっていたのですが…
先日の父と母のやり取りで決定的に
認知症が始まっているなと思いました
父が自身で管理していた薬
それが缶のなかからたくさん出てきた!
2ヶ月分くらいありました
「なんで飲まないのよ!」 と詰め寄る母
「なんでこんなにもらってくるんだ!」 と怒る父
普段はふたりの会話に関わらないけれど
ここは割って入ります
難聴の父に聞こえないよう小声で母に
「もうわからなくなってるみたいだから
やんや言っても喧嘩になるだけだよ
わからないこと自体がわかっていない人に
どうして?
こうしなさい!
は通じないです」
そう説明して
薬を一日分だけ容器に分けて
「明日の朝の分」 と伝えると
父は納得した様子でした
母には
毎日そうしてあげるように頼みました
私は父の様子を気にかけてはいますが
身の回りの世話はすべて母に任せています
母のやることがなくなると
弱ってきてしまうだろうからです
人の世話をすることとか
人を想うこととか
それは生きる活力になると私は信じています
ま~認知症が出ても父は
ひとりで外へ出掛けられないから徘徊はなし
火も使わないし
好き勝手に飲み食いもしないし
薬だけ心配してあげれば大丈夫ですけどね(笑)
長寿社会
認知症が発症することも
それと付き合う生活をしていくことも
当たり前になっているのかも知れませんね
さて
明日の金曜日も仕事になりましたが
頑張れちゃう日です
だってホラ
『俺の家の話』 の放送日ですから!
『私の家の話』 もまた更新していきますね