開発という名の自然破壊 | 【H♡ART】~Healing ART~

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 ネイティブアメリカンの
   生き方にまなぶ
   日本人のこころ

「馬鹿にしてない?」


世間にはそう思える話が多いように感じます



ネイティブアメリカンの聖地と命の水を守るため


石油パイプラインへの反対運動は


まだまだ続いています



今日はお彼岸のお墓参りに行ってきました


田舎へ向かう道路の様子も


開発のために見るたびに変わっていきます



伯母から聞いた話ですが


その地域の田畑や森林を利用して


そこへ太陽光発電の設備を置く話がまとまったそうです



伯母のほか10件ほどの農家さんの土地が


その計画のなかに入っていて


20年契約で土地を貸すという形になっているそうです



それを知った建築業者の親戚が教えてくれた話がリアルでした


「太陽光発電の設備は10年程度で修理か交換が必要


 業者にそのまま放置されてゴミとなっても


 今の時点でははそれを処分してくれるところも無い」



作るだけ作って処分は出来ないって


原子力発電と同じです


太陽光発電は画期的だと思っていたけれど


10年程度で処分出来ないゴミを大量に出すのなら


まったく ”エコ” にはならないじゃないですか!


 

そのために犠牲になるのは


私たちに生きるための栄養を与えてくれていた田畑や


伐採される森林の木々


そして地主さんたちです



「おいしい話」 と思わせて


自然を破壊してきた歴史はずっと続いていますね



先日アイヌの長老もおっしゃっていました


「山の木々を切って丸坊主にすれば


 山の栄養を頼りにしてきた海辺の昆布やワカメも育たなくなる


 自然を破壊すれば


 元に戻すのに100年かかる」



このところ空気の悪さが気になっています


汚染状況を調べてみたら


今日は数値が高く


”心臓・肺疾患者、高齢者、子どもにはよくないレベル” でした



そんななかでも咲いてくれる小さな花たち




 

母なる地球の苦しみを感じながら


心が重たい今日このごろです