住み慣れた土地からの強制移動であったり
連邦政府による強行的な政策であったり
強制・強行は
ネイティブアメリカンの歴史に多く出てきます
ヨーロッパからの移民族の開拓に
ネイティブアメリカンたちはできる限りの抵抗をしましたが
たくさんの尊い命や文化も失い
降伏後もそれに見合う保護も受けられないまま
彼らは今も苦しい生活を強いられているのです
大地を愛し
部族というコミュニティーで暮らした平和の民が
現代では
大国アメリカ合衆国の片隅で
ホームレス同然のギリギリの生活をしていたり
子どもたちの自殺率は大きな問題となっています
あのとき
政府は未来を約束してくれたのに
現実には未来がない日々…
アニシナベ族の長老デニス・バンクスさんは言いました
「このままでは日本の民は我々と同じ悲惨な道を辿るだろう」
日本のみんなに
そこに早く気づいて生活をあらためて欲しいから
長老は日本を巡礼してくださいました
私がネイティブアメリカンの教えをみなさんにお伝えするのも
長老と同じような気持ちがあるからです
2500億円あったらどれだけの命が救えるだろう?
3.11の警告を無視して原発を再稼働させたら何が起こるだろう?
ニュースを聞きながら考えてしまうことがたくさん
強制や強行の先に
危険が待っていやしないかと不安になります