「I love doing this.
家の外のガーデンに出て
その大きな葉と長く伸びるツルの下に
ひょうたんが大きく育っていく様子を見ると
今抱えている試練も忘れてしまうほどの喜びに満ちるの」
病気で寝たきりの高齢の旦那さまの介護をしながら
ひょうたん栽培・販売をされていたご婦人から届いたお手紙の
最後にはそう綴られていました
まだ私がアメリカにいる間にいただいたお手紙ですが
心に響いた言葉ですので大事にとってあります
私とひょうたんとの出会いは
友人に誘われてGourd Ladyの農園に伺ったときからです
アメリカでは収穫したひょうたんを1年ほどかけて乾燥させ
そのあとにカビや汚れを洗ってクラフトに使います
(日本では水に漬けて中身を腐らす方法で加工します)
いくつもある納屋をひとつずつ案内されて
気に入ったひょうたんを譲っていただき、それから作品作りが始まりました
Gourd Ladyのひょうたんへの愛情は、毎回のお手紙に読んでとれました
日本に戻ってから出会った『松戸瓢箪村』のみなさんも同じです
それに負けないように、そしてその想いに応えられるように
作品作りをするのが私のモットーです
育てる人
作る人
観る人
みんなが喜びをシェアできるって素敵だなぁと改めて感じています
ひょうたんの丸の中には、愛情がいっぱい詰まっています