テクもパワーも。
http://portal.bikeworld.pl/rower/artykul:a5/10937/P%C5%9A+XC%3A+Schurter+przed+Absalonem,+Konwa+14./
昨日のWC第二戦、NOVE MESTは面白かったですね。
結果はニノ優勝。
アブさん惜しくも二位。
三位にフルキガーブラザーズの兄、ルーカス。
我らが幸平選手は17位。
ニノから4分ちょっとの遅れ。
世界の頂点まであと4分と迫っております。
さてさて、ニノですが、ほんとテクニカルセクションに強いです。
27.5インチのハードテールでも29インチのフルサスより速く駆け抜ける。
パックの中でも一秒か二秒か速く。
ロックガーデンをクリアして、パックから一秒か二秒抜け出し、パ
ックはロックガーデンの後、ニノを再び捕まえようとします。
一秒くらいの差だから詰めようとします。
これを何度も繰り返すと千切れる選手が出てきます。
知らないうちに消耗させられていきます。
そしてニノはパワーも半端ないので、単純にパワーで押し切る登りでパワーのない選手を切り捨てていきますしね。
パワーで押し切ると言っても、洗練されています。
斜度のきつい登り、根っこが斜めに走るような箇所でも何のことなしにモリモリ登っていきます。
もうね、すごいとしか言いようがありません。
でも、去年のニノは他の選手をペースメーカーに使うような場面も見られましたが、昨日は自ら引いてペースを上げていきました。
アブサロンとの一対一を楽しむかのように。
もしくは、アブサロンやフルキガーとの実力差が大きくないのかも。
とにかく今年も目が離せないよっ、WC。
でも去年のニノは他の選手をペースメーカーに使うような場面が多
かった気がしたけど、昨日はがむしゃら感が強かったなー。