@新国立劇場オペラパレス
吉田都新監督のシーズン幕開け!
幕開きはドン・キホーテが旅に出るくだり。
貝川さん演じるドン・キホーテはカッコいい!
ヨボヨボとしたおじいさん風の役作りではなく、騎士ですよね、と思わる所作。
なんだか今までとは違うドンキが観られるのでは、、、と期待が膨らみます。
紗幕が上がり、明るい街の場面、、
皆さんが生き生きと楽しそうに舞台上に居る姿を見ただけで涙が

そして、小野さんキトリ登場!!!
前回(2016)も拝見していますが、もう弾けっぷりが全然違う!!
全身で舞台で踊る嬉しさを表しているようで、もう号泣

福岡さんバジルはこんなにもカッコ良かったっけ?
お二人のパドドゥはなんというか、目線が合っていない時でも糸で繋がっているかのようなのです。
キトリパパとサンチョは福田兄弟、ガマーシュが奥村さんで、演技に泣きながら笑いました、、、
バレエですので、もちろん、物語の流れは決まっていて、演技も、次はコレね、って分かって見ているわけなんですが。
今までだと、その決まった演技や振りの中でいかにそれらしく演っているか、っていう見方だったと思うんですが、今回は都さんが指導されていたような、リアルな世界を見せていただきました!
ほんとうに生き生きとしていて観ているこちらも心浮き立つ感じ、、、。
そして、ヴィシニョーワだったか?が随分前に、踊りの技術的な失敗を云々言うんじゃなく全体を見て欲しいと言うようなことを言っていたと思うんですが(違ったらすみません)、まさに体感?した感じ。
ドンキという演目という事もあるでしょうけど、細かいことはほんとうにどうでもいい。物語を楽しめればそれでいいのですから。
なので、これまでは、さぁ!3幕のグランパドドゥ!と言った感じでこちらも気合い入って観ていたんですが、なんだかね、すご〜く楽しいオマケを貰った!みたいな、、感じだったのですよ、、、。
(伝わるかな、、、?)
まだまだ参戦します!他のキャストも楽しみです
