WEBデザイナーの正木啓です。
 
今日、とある一流料理人と話していたんですが、そこで出てきた話が良いものは売れないという話。
 
EM(有用微生物群)という技術をつかった養殖エビの商品があるんですがこれがとても良い商品なんです!
 
 
 
 
普通の養殖エビというのは、そりゃもうありとあらゆる抗生物質をつかって狭いところにぎゅう詰めで育てられて、塩素で強烈に消毒したうえに添加物まみれのものを食べているわけです。
 
当然のように身体にいいわけないし、エビの養殖というのはめちゃくちゃ環境汚染して数年でその場所がつかえなくなって放置されているらしいのです(自分で見にいって確かめたわけではありません)。
 
しかし安い!
そして抗生物質やホルモンをガンガン使っているので大きい!
 
 
ということで飲食店がエビを仕入れる際は原価と調理して出した際の見栄え(大きさ)が重要なわけですから、健康に悪かろうと環境に悪かろうと安くて大きいエビがニーズに合って売れているわけです。
 
そして多くの消費者もぶっちゃけ味なんてまともにわからないし化学調味料いれとけばイチコロな貧弱な味覚と溶けかけの脳みそだから、安い養殖エビの変な味に気がつかないのでこれまたニーズに合っているわけです。
 
 
 
 
 
それに対してEMエビは全然売れていません!
 
なぜなら市場にニーズに合っていないからなのです。
 
 
EMは環境を浄化するための技術でもありますので、エビの養殖場を汚染することはありません。
抗生物質やホルモン剤なども使わないで育てているので、健康に悪影響も与えません。
そしてちゃんとエビの味がして美味しいです。
 
 
でも・・・・
 
サイズが小さい(抗生物質やホルモン剤を使っていないから)
値段がちょっと高い(効率よりも安心を優先しているから)
 
 
だから今の市場のニーズとはマッチしていないのが現実です。
 
このままでは、EMエビを仕入れてくれる飲食店はほとんど増えていかないかもしれません。
 
世の中では最近SDGsがどうとかいっていますが、飲食店経営というのは本当に大変で生き残るだけでも至難の業ですから、背に腹はかえられないし環境のことまで意識を向ける余裕はなかなかないでしょう・・・。
 
 
しかしながら諦めたらそこで試合終了ですよね。
地球のために未来のために環境にいいものを少しずつ広げていきたいと思っています。
 
それではまた☆
 
 
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