という、植物学者 牧野富太郎が昭和天皇へと語った有名な言葉がありますが
ぼくも植物でいうとエリートじゃない雑草かもしれないし、何となくこの言葉が好きなんです。
でも、畑をしていると雑草がどんどんはえてくるのでみんなせっせと抜いています。
上の写真は1ヶ月くらい前のものですが、ひとつだけ雑草生えまくりの畝(うね)があります。
ここ最近仕事でバタバタしていてなかなか時間を作れず、今日1ヶ月ぶりくらいに畑に行ってみると更に雑草が凄いことになっていました^_^;
この畑は寝屋川市の貸し農園で畝ごとに違う人が借りていて、ぼく以外の皆さんは近所の70代〜80代のお爺さんお婆さんです。
毎日のように畑の世話をしに来て愛情を注いでおられる方々から見ると、1ヶ月くらい畑に来なくて雑草が生えまくりにしているぼくは、どう見えているんだろうか・・・^_^;
以前、ぼくが借りている場所の一角の雑草を抜いてくれた親切なお爺さんお婆さんがいて、ちょっと複雑な想いを抱きながら「ありがとうございます。いつもすいません」と言いました。
一般的には雑草は邪魔ものと考えられていますが『自然農法』ではあまり雑草を抜きません。
それにも色々な理由があるらしいんですが、ぼくは土や野菜たちから自然について学びたいと思っているので、自然農法的な考え方を採用しています。
ですので、雑草を勝手に抜かれた時には正直「何してくれとんじゃーー!」って思ったんですね。
でも相手からすると親切や善意でしてくれたこともわかっているし、周りの人たちも見ているし無難に「ありがとうございます。」と言いました。
うーーーむ。
でも、雑草を抜かなくても何も世話をしなくても、野菜たちは育ってくれていました。
大きくて立派なナスです。
辛そうだけど辛くないとうがらし
先月種まきしたひよこ豆の芽が出てます。
あと、勝手にミニトマトも生えてきていたのがなんか嬉しかったなぁ
種もまかず苗も植えずに、前に育てていたミニトマトが完熟して落ちてその種がまた芽吹いて循環してくれています。
人間が自己都合で土を耕しちゃうとこうならないんだろうなぁ〜と思いましたね。
でもさすがに周りの目も気になるので最低限ですが雑草を抜いてきました。
大地や野菜に関わらせてもらえるのは面白いけど、周りの人たちと価値観が合わないのがちょっと難しいと思う今日この頃。
でもとりあえず、ひよこ豆ちゃんの成長が楽しみすぎる。早く食べたいなぁ〜。
それでは今日はこのへんで
またお会いしましょう。
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