「五箇条の御誓文」を紹介します。
1868年(慶応4年、明治元年)
今がぎりぎり2010年やから、142年前くらい。
明治維新にて
将軍 徳川慶喜が大政を奉還し
幕藩体制に代わる新政府が成立
その頃につくられたみたいです。
しかしこれは
読めば読むほど、ええ事書いてる!
ではどうぞ。
一、広く会議を興し、万機公論に決すべし。
広く人材を求めて会議を開き議論を行い、
大切なことはすべて公正な意見によって決めましょう。
一、上下心を一にして、さかんに経綸を行うべし。
身分の上下を問わず、心を一つにして
積極的に国を治め整えましょう。
一、官武一途庶民にいたるまで、おのおのその志を遂げ、
人心をして倦まざらしめんことを要す。
文官や武官はいうまでもなく一般の国民も、
それぞれ自分の職責を果たし、
各自の志すところを達成できるように、
人々に希望を失わせないことが肝要です。
一、旧来の陋習を破り、天地の公道に基づくべし。
これまでの悪い習慣をすてて、何ごとも
普遍的な道理に基づいて行いましょう。
一、智識を世界に求め、大いに皇基を振起すべし。
知識を世界に求めて天皇を中心とする
うるわしい国柄や伝統を大切にして、
大いに国を発展させましょう。