前回、双子の1児が

嚢胞性ヒグローマと診断され

 

あれもこれも検索魔しながら

 

予約した胎児ドックの日を待ちました笑い泣き

 

 

 

 

 

 

 

 

胎児ドックの日、

 

いつも通り受付をして

「どのくらい待つのかな~」と思いながら

待っていたら

 

あっけなく予約時間すぐに呼ばれました真顔

 

 

 

 

 

 

いつものよく見えるエコーと言われる方で

 

部長と主治医が、グッとエコーを見入ります。

 

 

 

 

 

双子と診断されてから

 

このエコーの初めの先生が見入る瞬間が

本当にドキドキします、

本当に慣れないし、心臓に悪い笑い泣き

 

 

 

 

 

 

赤ちゃんを見た瞬間

 

主治医の先生が

 

「大きい…?むくみか…?」と

ボソッと言ったのが聞こえたため

 

 

むくみがまだあるんだな、と

いう事はすぐにわかりました。

 

 

 

 

 

 

私のエコーは、基本的に長いです。

 

30分以上はかかるんですが

 

 

今回は胎児ドックということもあってか

1時間くらいかかっていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

はじめて、心臓の血流?や心音なども

詳しくみている様子がありましたにっこり

 

 

血流によって、赤や青?に色が変わり

 

血流が逆流していないかなども

しっかりみてくれていました。

 

 

 

 

 

 

小さな小さな心臓や血管を

アップしながらじっと見て

 

数ミリのセンサー?を当てて

心音をしっかりと聞いていました。

 

 

赤ちゃんも動くし、大変そうでした滝汗

 

 

 

 

 

 

首のむくみをはかっているのが

見ていてすぐに分かりました。

 

「NT9,4」と出ていて

 

9mmか…かなりぶあついんだな。

あ~だめかもしれないな。

 

 

 

と、思っていると涙が出そうになりましたが

これまた涙が出ませんでした。

 

双子を妊娠して、いろんな診断を受けて

色んな気持ちになりましたが

涙がまだ出たことなかったんです。

 

 

 

いっぱいいっぱいだったんですかねチーンチーン

 

 

 

 

 

 

 

ずーっと自分の

手をギュッと握りながら

 

「早くなんか言ってくれ~」と

思い、長い長い時間を待っていました。

 

 

30分以上はずっとほぼ無言で

先生2人でグッと見入りながら

 

何度も何度も赤ちゃんを見ていましたが

 

 

 

 

やっと、部長さんが口を開いてくれました。

 

 

 

 

 

「赤ちゃんね、元気だよ。

 

1人の子の計測はおわったんだけど、

もう1人の子がちょっとね…

こっちむいてくれないんだよね(笑)

 

もうちょっとかかるかなぁ…。」

 

 

 

と、言いながら

 

赤ちゃんがこっちを向いてくれるのを

待っている間色々話してくれました。

 

 

 

 

 

 

「心臓も今のところ気になるところはない。

 

血流が逆流してるとかもないし

心臓もしっかりと部屋がある。

 

鼻骨もあるし、耳の位置も普通。

 

 

むくみ以外に気になる所見がない。

 

ダウン症とかではないかもしれないね」

 

 

 

といってくれたため

 

「でも、自分で調べた限りでは

嚢胞性ヒグローマの50%は染色体異常で

30%は心疾患があると見ました」

 

 

 

 

というと、

 

「うん、間違いではないんだけどね。

 

確実ではないけど

 

この子たちその20%を

すり抜けるかもしれないよ。

 

この子たち、五体満足なんだよ。

 

やっぱり何か異常があると

他に異常が出てくることも多いんだよね。

 

 

赤ちゃん、元気だし頑張ってるからね。

お母さんが信じてあげないとね。

 

ここでは、今の医学でできることは

大体のことはできるから。大丈夫。」

 

 

 

 

と、優しく話してくれました。

 

 

 

 

これを聞いて、

初めて涙がぶわーーーーって溢れました赤ちゃん泣き

 

 

 

 

 

 

 

 

この後、主治医からも話がありました。

 

「むくみがかなり大きいため

検査結果の染色体異常の確率は

上がっているけど

 

他に異常がみられないから

 

この確率はあまりアテにならない。」と。

 

 

 

 

 

「13トリソミーは、ここでも1,2例しか

みたことがないから、可能性は低いと思う。

 

18,21トリソミーでも

やっぱり心臓に少しでも異常がでたり

鼻骨がなかったり、耳の位置が低かったりする。

 

手が少し内側に

ギュッって入っていたりもするけれど

 

 

むくみ以外の所見が何も見当たらない。

 

イマイチすっきりしない

結果かもしれないけど

 

今はむくみ以外は異常がないとしか

いえない」

 

 

 

という説明でした真顔

 

 

 

 

 

それを聞いて

 

「安心していいのか、ダメなのか

よくわからない。」と素直に思いました。

 

 

 

 

 

 

とりあえず50%の染色体異常の確率を

潰していくためにも

 

羊水検査は受けた方がいいだろうとの事で

 

出来るだけ早く結果が知りたかったため

次週に絨毛検査を受けることにしましたウインク

 

 

 

 

 

この日に、ヒグローマではない子が

へその緒が卵膜から出ているように見える

と、診断も一緒に受けました。

 

臍帯卵膜付着、というようです。

 

 

 

通常に出産すると大量出血したりする

可能性も多いようなのですが

 

おそらく帝王切開だろうし

余りその点は関係なさそうでしたが

 

 

現時点での大きさの違いは

もしかしたら、これが原因かもしれない。

双子はしばしばおこることなので

あまり心配しなくてもいいかもしれないけど

 

様子を見ていくしかないとのこと真顔

 

 

 

双子って様子を見る事しかできない

っていうこと、非常におおいですね笑い泣き笑い泣き

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何とも言えない気持ちで

診察室を後にしました。

 

 

 

 

 

 

 

赤ちゃん2人が移っている写真を見て

 

確かに1人頭周りが大きかったです。

 

 

 

臍帯卵膜付着と言われた子は

確かにヒグローマの子より

小さかったです。

 

 

 

でも手足もあって、

2人してこちらを向いている写真は

 

ずっとずっと暗い気持ちだった私に

やっと「かわいい…」と

思わせてくれました。

 

 

 

 

 

 

前回嚢胞性ヒグローマと診断された時

 

双子と診断された時

素直に喜んであげられなかったから…

 

お金どうしよう…

こども4人って、どうやって育てるの…とか

いっぱい考えてたけど

お金の問題や、育児のやり方なんか

あとからなんとでもなったのに…


管理入院や長期入院いやだなって思いが強かったけど

入院して元気に生まれるなら

それでよかったのに…

 

計画的な妊娠で、

最初からしっかり葉酸をとっていれば…



 

 

と、たくさん自分を責めました。

 

 

 

 

中絶という選択を取ったら

 

わたしは2人を殺してしまうんだと。

 

 

自分の選択で

2つもの命が奪われるのだと

 

怖くて怖くて、本当に手が震えました。








3回目の妊娠で、多少の知識はあるから


染色体異常や心疾患は


別に誰のせいでもないこととか

流産は致し方ないことだってこととか


そんなんはわかってるんですけどね。




わかったうえで、色々責めたこともありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

せっかくきてくれた命だったのに

 

選んで来てくれたのに

 

 

何で心配や不安が先走って

素直に喜んであげられなかったんだろうって

 

悔やんでも悔やんでも

 

悔やみきれませんでした。

 

 

 

 

そんなことをぐるぐる考えていて

 

調べれば調べるほど不安になったのに

 

 

涙が1度も出なかったから

たぶん気持ち的に限界だったと思いますチーン

 

 

 

 

 

それが、今日の部長さんの言葉で

 

スッと軽くなったというか

 

涙がやっと出たからかもしれないけど

少し気持ちが軽くなりました。

 

 

 

 

 

 

「私が信じてあげなければ

 

誰が信じてあげるんだろう」という気持ちに

 

 

やっとなれた時だと思います。

 

 

 

 

 

 

このあたりからやっと

双子の妊娠についてすこし

 

前向きに考えられるようになってきましたデレデレ

 

 

 

時間はかかったし

自分を責めまくったりもしたし

 

色々調べて不安になりまくりました。

 

 

 

けど、染色体異常でも心疾患でも

 

もう今から変えることはできないんだし

考えても仕方がないんだ。

 

そうわかったときに

どうするのかをしっかり考えて

あげなければいけないんだ、と。

 

 

 

 

 

母って、こうやって

 

強くなっていくんですかね。

 

 

 

3回目の妊娠にして

 

また更に強くしてもらってる気がします。